買い物の回数を減らすと
- ついで買いを減らせる
- 店舗に行く回数が減り、その分時間が空く
- 交通費も浮く
などのメリットがあります。
そんな買い物の回数を減らすために行っていることやできることを書いてみます。
この記事では
- 買い物の回数を減らすために行っていることをいくつか
- こんな選択肢もありますよね
- 回数を減らすことのメリット&デメリット
を自分なりにまとめてみました。
この記事がこれから新しく一人暮らしを始める人や今までの生活を見直したい人の助けになればと思います。
それではどうぞ!
買い物メモを事前に作っておき活用
買い物の回数を減らすためにやったことのひとつに「買い物メモを活用する」があります。
事前にメモを作成すると、何を買うか買わないかを計画できますし、買い物リストを参考に予算をざっくりと考えておいて予算内で買い物をしようと努力するように。
私事ですが、事前にメモを作成しておくと余分な物の購入が減りました。
私なりの「買い物メモ」の活用法になります。
買い物メモを作成→メモアプリに入力→スマホの画面を見ながら買い物といった感じ。
メモするのは紙でもアプリでもなんでも大丈夫。

店内でスマホの画面を見る時は周囲に注意を払いながらです。
足を止めてスマホを確認しています。
メモアプリは『Google Keep(グーグルキープ)』を利用。

インデント機能が便利。

チェックをタップすると取り消し線が引かれ、買い忘れの防止に役立っています。

買い物リストのおかげで、スーパーに行った時に「何を買えばいいんだっけ~?」と迷う時間が減りました。
買い物中にスマホを持ちつつメモを見る時は、できるだけ人に迷惑をかけないように動くように気を付けています。
カートを動かすときは周囲にぶつからないように注意したり。
移動中はスマホの画面を見ないようにして、できるだけ動きを止めているときにスマホを触るようにしています。
どうしてもスマホを見ると視界が狭くなったように感じるのでそこだけは気を付けています。
スーパーやドラッグストアでの買い物はメモにリストをためておく
例えば食品なら、冷蔵庫の中の食材を何が残っているか全部記憶しておかずに必要な食材は買い物メモに気付いたときにメモに残しておきます。
冷蔵庫にポストイットやメモを貼っておき、そこに購入予定の商品名を書く。
買い物する時も「あれが無くなったから今日、買いに行こう。」ではなく、「買い物リストを作ってあるから今度の土曜日にまとめて買いに行こう。」と予定を計画しやすくなります。
Google Keep(グーグルキープ)にメモを入力しておいて家族で共有しておいてもいいですよね。
参考 Keepメモをファミリーグループと共有する(Google Keepヘルプ)

定位置にメモを貼りだしておくと
「冷蔵庫に買い物メモを貼ってあるからお願い!」って伝えやすいですよね。
私なりのメモのコツは事前にメモの運用ルールを決めておくことです。
例えば醤油やみそ、サラダオイルなどの調味料の購入するといった場合。
- 「あと2,3日で使い切りそう…。」「1週間も持たないな…。」という事前のタイミングですぐにメモしておきます。
- 家族に口頭で「○○を買ってきてお願い。」と言われた場合もメモに書いてもらう。
家族にも協力してもらってこのルールを共有しています。
他のルールはこんな感じ
- スーパーやドラッグストアはお店のカテゴリ別にリストを作成する
普段の家族のやりとりから自分たちで最適なルールを一緒に考えるのも楽しそうですね。
ただ、ルールを作成したのは私が主体なので、買い物メモを記入するのに協力してくれている家族はルールそのものを忘れてしまうことも。
そういった場合は、こまめに家族と会話でコミュニケーションを図りルールを守ることに協力をお願いしています。
具体的にはこんな感じ。
家族に「明後日ドラッグストアに行く予定なんだけど、今メモに書かれているモノ以外に何か買ってきてほしいものある?」と事前に伝えておきます。
更に「何か思い出したらメモに書いておいてね。」とも。
事前にさりげなく言っておくと結構メモに書いておいてくれますよ。
でも、もし家族に言ったことを忘れたとしても、あまり気にしないようにしています。
また次回買いに行けばいいんですし、人間忘れる生き物なんです。
買い忘れを少しでも減らすことができるのならば御の字です!
直販やネットショッピングを利用
私はネットの直販やECモールを利用しています。
といっても、もう多くの人が頻繁に利用しているので改めて言うことではないのですが…。
ネットでの買い物の醍醐味は自宅にいながら購入品をじっくりと検討してわからないことがあればすぐに調べたり投稿されている写真を見て選べることだと考えています。
それに加え、メーカー直販だとちょっとお安めの値段設定だったり、市販品では出回っていないお徳用なども購入できるのが魅力ですよね。
ネットショッピングでも買い物メモまたは買い物リストを作っておきます。
それぞれのECモールでポイントアップの日があったりタイムセールが行われていて、「これ買おうと思わなかったけど買っちゃおうかな?」そんな気持ちになり、ついつい無駄な物(後で冷静になって考えてみると)を一緒にカートに…、という人も少なくないかもしれません。
商売がとても上手ですよね。
ですが、毎回店側の提案に乗っていると使う予定のない余分なものまで買ってしまうことも…。
そんなとき、私がやっているのは月のカレンダーに買い物リストの枠を作っておいてそこに書き込んでおく。
ここでちょっとしたコツがあります。
「すぐに注文!」にブレーキをかける
私の場合、「来月や3か月先に買うだろう」と数カ月先に予測して商品名を手帳のマンスリーページ(月間のページ)に書いておきます。
これを言うと「そんな未来のことはわからないじゃない!そんな大袈裟な…!」と感じる方もいるかもしれません。
そうです。あたりです。
私の中で買い物の回数を減らすコツは、買い物という行為自体を大ごとにすることなんです。
だって思ったより“簡単に”買い物ってできちゃいますよね?
- 仕事前または仕事帰りにちょっとコンビニに寄る
- ティッシュ終わった…。ドラッグストアに行くか
- ネットで頼むとすぐに来るし、即日配達とかあるし…
買い物のハードルってめちゃくちゃ低い。
ハードルが低いからあまり意識せずにお金を使ってしまう…。
ここですぐに行かずに、実際に買うまでに1,2回本当に必要かどうかちょっと考えてみるということをやっています。
最近はネットで注文すると次の日にすぐ届くということも当たりまえになってきて、「買いたい!」と購入意欲が最高潮の時に即注文できる環境が整っています。
ここでぐっと我慢をします。
ワンクッションおきましょう!
じゃあ実際どうするの?というと
- その日の内に注文は控える。カートに入れておくだけやリストを作成しておく
- 月の買い物リストに書いておく
- ネットでの買い物する日を事前に決めておく。(例えば、第2土曜日と第4土曜日に買い物する日を作る。またはセールやポイントアップデーまで待つ。)
- 「買い物リスト作成」のタスクをカレンダーに作る
上記の行動に加えて、メモして1日寝てから次の日にまたリストを見直したりも。
そうすると、あれだけ買おうと思っていた商品に対して気持ちが醒め、「本当に必要か」どうかということを冷静に判断できるように。
「やっぱり必要だな。ちゃんと買う理由が自分にはあるし。」と思った商品は買います。
そして時々見返して、「この月は○○を買うから予算的に難しい。なら次の機会にしようか」など買い物リストの内容を柔軟に検討できると感じています。
数か月先に買い物の予定を入れると
- 1ヶ月でどのくらい消費するか?
- 年間で何個買っているのか?
といった一定の期間の購入の頻度や購入数を把握しやすくなります。
そうなると、まとめ買いやお徳用など大容量を購入した方が買い物の回数を減らせるのではないか?と自分の消費行動を見直せるように。
メモしたものだけって息苦しくない?

正直息苦しいです…。
だって縛りゲーだもの。
昔はコンビニに行ったら「お菓子ひとつだけならいいよね。」なんてついで買いをよくしていました。

なぜか1つだけという自分との約束を守れません…。
2つ3つお菓子がかごの中に入ってるんですよね~
買い物という行為自体がもう日々の習慣になってしまっているので、「買い物の回数を減らす」というのは新しい習慣を取り入れることになり、今までと違うことを生活に新しく組み込むのは大変でした。
そこでその息苦しさを解消するためのちょっとした工夫、というか楽しみも忘れていません。
私が息抜きにやっていることは月に何日か「外食デー」や「お菓子爆食いデー」など、あらかじめ消費を楽しむ日を設定しておきます。

- 毎月第2・第4金曜日はお菓子オッケー
- 平日は自炊して、土曜日は外食
みたいな感じで「毎月第2金曜日」といった具合に条件を付けて、「お菓子オッケー」と自分に許可を出します。
私の場合は月に1,2回しかコンビニに行かないので、その日は甘いお菓子やスイーツを買う!というようにしています。
もうお祭りの日みたいな感じです。
ノーマネーデーを作って、買い物をする日、消費を楽しむ日、お金を使わない日のメリハリを自分で設定すると気持ちの切り替えもできやすくなります。
まとめ買いをする
ネットでのまとめ買いを利用しています。
私はAmazonを利用していて、6本セットや3箱などのセット販売の商品を購入することが多いです。
でもこれはAmazonだけではなくて他の楽天やYahoo!、メーカー直販のオンラインショップで販売され例ますよね。
こんな製品が売られています!
- 洗剤類のつめかえのセット
- コーヒーの箱買い
- ハブラシの6本セットや12本セット
- パックご飯

サトウのごはん 銀シャリ 200g 5食×4セット
例えばメーカーの指名買いならまとめ買いをして3ヶ月に1回や、半年に1回などの期間を置くのでこちらも買い物の回数を減らすのに貢献できます。
ただ、まとめ買いのデメリットもあります。
必ず使い切ると分かっている製品でないと無駄になってしまう可能性も考えられます。
そこで自分なりの買い物の基準を設けています。
逆に「これから継続して使うかはわからない…。」といった自分基準で予測が難しい商品に関しては大容量や詰め替え用の購入は避けています。

新製品や新しく挑戦する製品は少量や使いきれそうな量の購入から。
お試し用も販売されていますよね。
そして、ネットショッピングでのまとめ買いする時の注意点は重さや大きさを気にすること。
サイトによっては上限があったりするので、サイトのヘルプやご利用ガイドを事前に確認しておきましょう。
大容量や詰め替え用を購入

最近は小売店でも大容量の詰替えの製品が販売されているので助かっています。
例えば食器用洗剤の詰め替え用だと、3回分や5回分(もっと?)の詰替えができます。
容器付きの製品を買うより安く手に入るし、次に買うまでの期間が長くなります。
私が良く購入するのは食器用洗剤や洗濯用洗剤や柔軟剤、消臭剤など。
最近はスーパーやドラッグストアでも販売されているのを目にします。
しかし、大容量の製品の購入にはデメリットもあります。
- 持って帰るのは重い(他の物も合わせて買いますよね)
- 購入品の置く場所が足りないことも
- 一度に出ていく金額が多くなる
店舗などで買う場合は自宅まで持って帰れるかということも考慮します。
こういった場合はネットでの購入が最適かもしれませんね。
大容量の場合は、ネットのショップの「買い物ガイド」や「ヘルプ」で重量の上限や宅配便がOKなのかも確認しておきます。
先ほどと同じですね。
洗剤や雑貨などの日用品だけでなく、食料品も大容量の商品って販売されていますよね。
茶葉やコーヒーもちょっと多めの量で販売されています。
茶葉なら100gより300gや1kgのものを選んでいます。
ただ、スーパーで販売されているお茶の大容量は味がお値段相応なので見極めが大変。
スーパーだとあまり見かけないのでネットで買う方が多いです。

がちがちに圧縮された茶葉が好き。
開封する時が楽しみ。

大塚製茶 掛川茶 深蒸し茶 300g
茶葉だけでなく、コーヒーを自宅で飲む派なのでコーヒー豆や粉も大容量を購入します。
目安は1kg。

セイコー珈琲 ホテル・レストラン用コーヒー 1kg 豆のまま
お買い得なのは嬉しいのですがコーヒー豆の酸化が少し気になるのが難点です。
コーヒーって一口に言っても様々な購入方法&楽しみ方があります。
鮮度を優先するならコーヒー豆の専門店に足を運んだり、あまりこだわりはなく色々なコーヒーを試したいのならサブスクを利用したり、いやいや「ラテマネー」は確保してあるよという人はスタバやタリーズでの時間を楽しんだり。
人それぞれこだわりや楽しみがありますよね。
私は自宅で飲むことが好き&コーヒーの予算を少なく設定してあるので、大容量のコーヒー豆の買い方が合っていると感じています。
お肉は多めに買って自宅で冷凍保存

最近はスーパーに行くと、お肉も800gや1kgなどのある程度まとまった量で販売されています。

大容量パックのお肉をスーパーで購入するときは容器が大きすぎて、レジ袋のサイズ選びに苦労した思い出が…。
こういった時はかご型のエコバッグが便利そう。
このパックを買うと1回の買い物の量は多くなりますが、ちょこちょこお肉を買い足しに行く必要は無くなります。
やはり生ものなので当然「でも肉って賞味期限が短いよね?冷凍?」という疑問が湧きますよね。
もちろん買ったお肉は冷凍です。
以下、私のお肉の冷凍方法になります。
- スーパーで購入→自宅で200gずつにラップやビニール袋に小分けして冷凍
- 200gという単位は調理する時の目安
- 冷凍するお肉の袋には日付・グラム数・肉の種類などをペンで記入
- 冷凍保存の目安は1ヶ月
冷凍した日付を書き込んでいるのですが、後で見返したときに「これ賞味期限どれくらいだろ?」と思った時に日付を見れば賞味期限が大体分かるので(冷凍保存は1ヶ月以内に使い切ります。)、少々めんどくさくても書いておきます。
宅配サービス・ネットスーパーを活用
共働き世帯など、自宅に届けてくれるサービスを選んでいる方も多いみたいです。
肉のサブスクや魚のサブスクなどもあり、スーパーでの買い物体験とはまた違った買い方ができるというのも面白いですよね。
買い物の回数を減らすことのメリット
私が感じた買い物を減らすことのメリットは3つです。
- 出かける回数そのものも少なくなること。
- 計画的な買い物ができるように
- 急な支出におびえなくなる
それぞれの理由とともにお話していきますね。
まず1つ目の「出かける回数そのものも少なくなること」について。
私は外出があまり好きではないので大いにメリット。
お金を使う回数が少なくなれば、合わせて決断の回数も減るので、その分のリソースを他のことに振り分けられます。
可処分時間が増えれば趣味の時間を増やしたり、しっかりと体を休めたり、新しいことを始めてみたりなどへ時間が使えます。
次に2つ目の「計画的な買い物ができるように」。
実際に買い物に行く前に、メニューを考えておく、買い物メモを作成したり事前に計画を立てるようになりました。
計画的な買い物はネットでの買い物も有効だと感じます。
特に、以前の購入履歴が分かるので「この商品2か月前に購入したんだ…。」と自分の買い物のサイクルが把握しやすくなります。
購入履歴が次回の買い物のヒントになってくれるので非常に便利。
3つ目は「急な支出におびえなくなる」。
回数そのものが減ったことや計画を立てるようになったので支出の管理もしやすくなりましたね。
予算や買い物リストも作成しなかった時は、自分の感覚を頼りに買い物していたので突発的な支出は好ましくありませんでした。
自分で決めた予算を守りつつ買い物リストを作成しておくと、そのメモと買い物内容を照らし合わせるので答え合わせになります。
もちろんメモにない商品も買うこともありますよ。
私の中で買い物リストのメモの役割は
- 買い物の点数を事前に把握しておくこと
- 予算も決めておくので予算の範囲内か範囲外か判断するため
- 次回に見送るか検討する
といった基準があるので自分の買い物の軸を買い物リストで確認することができます。
自分の買い物の判断基準の軸に沿っていれば購入。
「今日は買うの難しいな…。」と判断すれば諦める。
買い物メモを作成することで自分の判断基準をはっきりさせることができますね。
ちなみに我が家の家計管理は袋分け家計簿でうまくいってます!
買い物の回数を減らすことのデメリット
買い物の回数を減らすことのデメリットも見てみましょう。
デメリットは
- 1回の買い物の荷物の量が多くなり重くなる
- 多めに購入すると人目が気になる(私だけ?)
- 買い物の計画を立てたり、メモの作成は慣れるまで大変かも
- 洗剤を詰め替えたり、肉を小分けに冷凍したりと手間が増える
- 日用品をまとめ買いするとストックを置くスペースが必要になる
などですかね。
結構デメリットが多いですね。
自分でしなければいけない管理の手間が増えるので、昼食やお惣菜をコンビニやスーパーで買うことがいかに自分の生活を楽にしてくれていたのか実感します。
お金とトレードオフだったんですね。
(*´з`)
まとめ
買い物の回数を減らすためにやっていることやできることを書き出してみました。
今回の記事をまとめると
- 買い物メモを作成して活用
- まとめ買いをする
- 大容量や詰め替えの購入を検討
節約家の方や家計をしっかり管理している方はもう全部やっているかもしれませんね。
ちなみに私はこれらのことを「よしやろう!」と決心してすぐにできた訳ではありませんでした。
もちろん最初の1~2年は上手くいかないことも多かったです。
できることからひとつずつ小さく始めていたらこんな感じになっていきました。
この形に落ち着くまで大体2~3年ぐらいかかっています。
思ったより慣れるまでに時間がかかった理由は、買い物は習慣だからでしょう。悪い風に見についてしまっていたみたいです。
ですが慣れるとこのライフスタイルが楽になってきます。
そしてさらに、気持ちの余裕も出てきました。
- 「あれが無くなったからすぐに買いに行かなくちゃ…」という焦りがなくなる
- メモしておいて「○○日に買いに行こう」と余裕を持って買い物に行けるように
(メモしても忘れることもあるんですけね。気にしない。そういう日もあるよね。)

個人的に思う事は買い物に追われないことはメリットですが、デメリットでもあるんだな、と。
それは買い物を減らす=外出の回数も減るので世の中の流れに疎くなったと感じます。
久しぶりにお店に行くと商品の配置が変わってたり、お店のサービスが新しくなっていたり…。
外出するということは、私が思った以上にたくさんの情報や刺激を受け取っていたのですね。
ですが、私は可処分時間が増えること(自分が自由に使える時間が多くなること)の優先順位が高いのでデメリット部分も許容できます。
皆さんはどうでしょうか?
ご自身の考えやそれぞれのライフスタイルがあるので一概にこれが正解!とは言えません。
今回の記事がみなさんのお役にたてれば幸いです。
長文おつかれさまでした!
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。では。
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