現在、多くの家庭に普及している光回線。
自宅は光回線を契約し、Wi-Fiルーターを設置して複数の端末をWi-Fiで接続、外出先ではモバイル通信でスマホを運用するといったネット環境を構築している人が多いと思われます。
2019年に私が光回線のドコモ光を契約した当時も、そういったネット環境の人が多かったと思われます。

2023年は格安SIMの存在感が増してきました。
通信に関して自分のネット環境は何が適切なのか自分で選択できるような環境も整いつつありますね。
自分で通信量を管理できる人は光回線の契約はマストではないと思います。
厳密にはスマホ1台ではありません。
キャリアで契約したAndroidタブレットも持っていました。用途はネット閲覧とゲームアプリだけ。
当時はパソコンも持っていない状況。
そんなデジタル初心者の環境から光回線を契約してみて自分の生活がどう変化したかを書いていきます。
昔の自分と同じで、現在スマホ1台で「光回線を契約しようかな?」と悩んでいる人に「こんな感じだよ!」ということが少しでも伝わればと思います。
ドコモ光×GMOとくとくBBを契約
ドコモユーザーなのでコラボ光のドコモ光を契約。
ちなみにドコモ歴は10年超え。
ドコモ光歴は2年3カ月目。(2022年1月時点で)
選んだ理由は家族全員ドコモユーザーだから。
契約したプランは「1ギガ タイプA」。
住居がアパートなので料金はマンションタイプ。
毎月の利用料金は月額4,400円(税込)。
通話はスマホで十分なのでドコモ光電話は契約していません。
ドコモユーザーの私がドコモ光にして感じたメリット・デメリット
メリット・デメリットをザックリと挙げてみます。
こんな感じです。
それぞれをすこし詳しく書いていきますね。
まずはメリットから。
メリット1|ドコモ光の支払いがスマホ料金と一緒
『My docomo』でスマホとドコモ光の利用料金を両方とも見ることができます。
利用料金だけでなく、ドコモ光の契約内容も 『My docomo』から確認できるのが嬉しいです。
一度にスマホと光回線の料金を閲覧できるのでとても便利。
ただ2回線の料金が一緒になっていると見づらいと感じる方もいると思います。
ぱっと見でわからない人は隅々までページを確認しましょう。(「自回線」や「ドコモ光」を切り替えて単体でも見ることできます。)
パソコン dアカウントで『My docomo』にログイン >「料金」 >回線別の料金を確認
スマホ 『My docomo(アプリ)』または『dメニュー』から確認
メリット2|『ドコモ光セット割』でスマホ料金の割引がある
ドコモのスマホで「ギガプラン」を契約しているなら、光回線にドコモ光を選ぶと「ドコモ光セット割」が適用されます。
特にギガホなど大容量プランを契約している人は最大で1,100円(税込)割引に。

私はギガライトを契約しています。
ですが、月の通信量の消費が1GB未満なので光セット割は適用されず…
データの消費が1GB越えでないと割引はありません。
1GB~3GBの場合の割引はー550円(税込)。
ギガライトの方はご注意ください。
ここで知っておいて欲しいのは、ahamoはドコモ光セット割の対象ではありません。
ahamoのFAQにわかりやすい回答があったので引用させてもらいます。
Q.ドコモ光セット割の対象になりますか?
A.対象外です。
ただし、ahamo契約回線をドコモ光のペア回線に設定した場合、同一ファミリー割引グループ内のahamo以外の対象回線へのドコモ光セット割は適用されます。
引用:ドコモ光セット割の対象になりますか?-よくあるご質問(ahamo)

メリット3|ドコモ光の毎月の利用料金にもdポイントがたまる
毎月支払っているドコモのケータイ料金にはdポイントがたまりますね。
そして、光回線のドコモ光の利用料金にもdポイントがたまります。
たまり方は利用料金1,000円(税抜)につき10ポイント。
例えば、私が契約している1ギガ タイプAプランを見てみましょう。
月額4,400円(税込)なので1ヶ月で40ポイントたまります。
ここで知っておいて欲しいのは、端数の400円にはdポイントはつかないということ。

普段の買い物でdポイントカードを提示したら、100円で1ポイントまたは200円で1ポイントがたまります。加盟店によってdポイントのたまり方が違うので確認を
ケータイやスマホ、ドコモ光の回線の利用料金でたまるdポイントと、普段の買い物でたまるdポイントカードのたまり方とは違うのでご注意ください。
dポイントには2種類あり、dポイント(通常)とdポイント(期間・用途限定)に分かれています。
有効期限の違い
- dポイント(通常)…48か月
- dポイント(期間・用途限定)…期限はそれぞれ違う。キャンペーンで「5,000ptプレゼント!」という場合は、獲得するポイント数だけでなく、有効期限はいつまでか・どうやって獲得するのか自分の目でちゃんと注意書きを確認しておきましょう。
dポイントの使い道の違い
- dポイント(通常)…ケータイ料金の支払いに使える
- dポイント(期間・用途限定)…ケータイ料金の支払いに使えない
違いはこの「料金に支払いに使えるか・そうでないか」の1つだけではありません。違いは他にもあります。
後で「あれ?ポイントのたまり方が自分が想像していたのと違う!」
となる前に、dポイントとはに記載された詳細に目を通しておくのがおすすめです。
【公式】dポイントクラブ

2年間利用するとdポイントがもらえる(2年定期契約の場合)
2年定期契約の前提ですが、2年利用して更新すると「ドコモ光更新ありがとうポイント」のプレゼントあり。ちなみに契約は自動更新です。
※2022年6月30日まで提供されていた旧プランの2年定期契約が対象です。2022年7月1日から提供される新プランの定期契約プランは、「ドコモ光更新ありがとうポイント」は対象外です。
契約してから27カ月目にドコモから「ポイント獲得のお知らせ」が来ます。
dポイントを獲得するには自分でdポイントクラブから申し込みをします。
忘れないでください。
関連記事
・ドコモ光を継続して2年間利用したので「ドコモ光更新ありがとうポイント」を獲得する
デメリットの方もどうぞ。
デメリット1|定期契約なしだと料金は高め
1ギガ タイプAを比較してみます。
マンションタイプ
2年定期契約あり…月額4,400円(税込)
契約期間なし…月額5,500円(税込)
月1,000円の差。
戸建てタイプ
2年定期契約あり…月額5,720円(税込)
契約期間なし…月額7,730円(税込)
月1,650円の差。
2年定期契約だと毎月の料金が安くなるので、長期利用を考えている場合は2年定期契約ありがおすすめです。
短い期間の利用を考えているなら定期契約なしのプランがおすすめです。
例えば、ドコモ光以外の光回線も試してみたいので1年使ってみて考える、といった場合など。
デメリット2|解約時に解約金がかかる場合も。引っ越しは計画的に
解約金ですが戸建てタイプ14,300円(税込)、マンションタイプ8,800円(税込)です。
こちらは旧プランの解約金で、2022年6月30日以前の定期契約が対象。旧プランを継続している人は解約金は変わらず。
※2022年7月1日以降に提供される新プランの定期契約の解約金は、戸建てタイプが5,500円(税込)、マンションタイプが4,180円(税込)に変更になりました。
一方、2022年6月30日までに提供されていた旧プランを契約してる人が、更新月以外に新プランへ変更すると、旧プランの解約金が発生します。
「解約金がかからない方法ってないの?」と知りたい人も多いはず。
契約満了月の当月・翌月・翌々月は解約金はかかりません。
この部分を知っておけば、計画性を持って契約すると解約金の発生を抑えられます。
「契約をしたけど、やむなく解約も…」といったケースも考えられると思います。
引っ越しや結婚・離婚など様々な理由で契約を継続できないとったことも当然ありますよね。
例えば、突然引っ越しをすることになり、引っ越し先では回線契約が継続できないといった場合もあります。
解約方法は
- 電話でドコモインフォーメーションセンターへ連絡する
- ドコモショップ/dgardenでの手続きが必要
下のページを一度目を通しておきましょう。
【公式】ドコモ光の解約
引っ越し先でもドコモ光を使いたい!という人はお引越し(移転のお手続き)に目を通して、いくら費用がかかるか、注意事項とともに確認しておきましょう。
契約前に
- どのくらい解約金がかかるのか
- 解約金がかからない期間は何カ月までなのか
なのかは把握しておく必要があります。
特に引っ越しの予定が2,3年以内にあるのなら、カレンダーとにらめっこして計画的に契約・解約の予定を考えておく。
デメリット3|光セット割は条件あり
ドコモユーザーがドコモ光の契約を考え始めるメリットは、『ドコモ光セット割』が狙いなんじゃないでしょうか?
『ドコモ光セット割』ならドコモのスマホ料金が、月額最大1,100円(税込)が割引されます。
特に大容量プランを契約している人なら、毎月のスマホの料金が安くならないかな…?と考えますよね。
ドコモの料金プランで割引対象になるのは…
ドコモのギガプランとカケホーダイ&パケあえるです。
既に新規の申込の受付を終了しているプランもあります。(契約中の場合は引き続きプラン変更やパケットパック変更が可能だそう。)
一応下に、新規お申込み受付終了したものは赤文字にしたリストを張っておきますね。
現在、受け付けているのはドコモのギガプランです。
でもすべてのギガプランの契約者が対象ではありません。
『ドコモ光セット割』の対象外の料金プランはある?
割引対象はドコモ光の契約者と同一ファミリー割引グループ内の
- 5Gギガホ プレミア
- 5Gギガホ
- 5Gギガライト(1GB超)
- ギガホ プレミア
- ギガホ
- ギガライト(1GB超)
です。
よーく見てください。
『ギガライト』はデータ量が1GBを超えないと割引にはなりません。
自宅ではスマホは光回線のWi-Fiを接続して、キャリアの月間のデータ通信量は1ギガ未満、といった場合はあまり恩恵がありませんね。
そして、『ahamo』や『はじめてスマホプラン』は『ドコモ光セット割』の割引はなし。
スマホ料金の節約に成功!しかし、毎月の通信費自体はあまり変わらず
光回線を契約し、はじめて自宅にWi-Fiルーターを設置しました。
それから自宅でのスマホの通信は常に「Wi-Fi接続」です。
- 自宅でスマホを使ってネットサーフィンや動画を見る→Wi-Fi接続がほとんど
- 外出先でスマホを使う→モバイルデータ通信(私はまだ4G回線です。)に切り替え(=Wi-Fiをオフに)
外出先でのスマホの利用が減ったこともあり、モバイルデータの通信量の使用量が激減。
そうなると大容量プランの契約は必要無くなります。
プランを小容量タイプのギガライトに変更しました。
このプラン変更に伴いスマホの料金も同時に節約することに成功!

やった!!
以前の利用料金はスマホ単体で平均月8,000円の支払いでしたが、ギガライトにプラン変更した後は月額2,500~3,000円に落ち着きました。
ちなみにスマホ料金の内訳は「データ通信量+通話料」になります。
結果としてスマホの利用料金を低く抑えることに成功しましたが、新たに光回線の支払いが増えたので、毎月の支払いは合計(スマホ+ドコモ光)で月6,900~7,400円になります。
通信費の毎月の支払いの総額はあまり変わらなかったですね。
ですが、少し安くなったことは事実。

やった…?
通信費はあまり変わりませんでしたが、使える通信量が違います。
以前のスマホ1台だった時の生活では残りのギガを気にする生活でした。
光回線を契約してからは、在宅時にどんなにネットをしても大丈夫なので残りの通信量を気にせずにスマホを使えるようになりました。
ですが、スマホのプランを小容量プランに変更したので、外出先で思いっきりネットはできません…。
※2022年4月15日 追記
現在、ドコモには大容量プランがあります。
一人暮らしの方なら自宅に光回線なしだったとしてもテザリングで賄える可能性も。
- 5Gギガホ→ データ量が100GBまで。
- ahamo大盛り同じく100GBまで。
どちらのプランもテザリングし放題。
【ドコモ】ギガプランとahamoを比較する
【ahamo】ahamo大盛り 100GB4,950円
光回線を導入して生活は変わったか?
変わりましたね。
通信量が多くなる動画を我慢する必要がないです。
YouTubeやプライムビデオを契約しているのでドラマも映画も通信量の消費を気にせず毎日見ることができます。
変化は私1人だけではありません。
自宅にネット環境を整備してからインターネットが前より身近になったので同居している親の意識も変わってきました。
YouTubeで便利な情報をすぐに探しに行けるので、ネット検索は「パソコンを開いてネットで調べる」ことよりも簡単です。
スマホを敬遠してガラケー(=フィーチャーフォン)を手放せなかった親も「スマホを買おうかな…」と腹を決めた様子。→買いました!
関連記事
・家族がガラケーからスマホに変える予定のドコモユーザーへ、ファミリー紹介のエントリーは済んだ?
もうすでに多くの世代で普及しているスマホですが、まだまだ腰が重くスマホに変えようと踏み切れない人が多いのも事実。
私の親もその1人でした。
ですが、光回線を自宅に導入し、パソコンやタブレットなどの電子機器にたくさん触れるようになった私を見て、家族は最新の電子機器に対して恐怖心が薄れてきたみたいです。

ネット無しの環境には戻れません。
これは嬉しい誤算。
私もスマホ1台で過ごしていた時期はここまでインターネットを活用するとは思っていませんでした。
以前は親と同様に「インターネット怖い。」と漠然とした不安を感じていましたが、自分でパソコンを購入してから恐怖心は吹っ飛び、物事の見方や考え方も変わりました。
「わからないことが出てきたらまず調べる。ネット検索。とりあえず一度調べてみる。」という風に。

前は、スマホで調べるのも面倒くさかった…。
画面が小さいし。
もうこれだけで「よかった」と感じたのですが、他にも良い変化があったので、私が光回線を契約して変わったことを4つほど紹介しますね。
自宅に電子機器が増える
多くの人が光回線を契約する目的は何でしょうか?
私が考えるにこうではないでしょうか?
①自宅での通信量を気にせず使いたい
②Wi-Fiに複数の端末を接続したい
③スマホの通信量を家では節約したい
ということかなと思います。
具体的な例で言えばこんな感じ。
- 自宅にパソコンを導入するから固定回線が欲しい
- ADSLが2023年に終了するので光回線の契約を考えている→2023年1月31日にサービス提供終了
- 家族のスマホやタブレットを新たに購入するので、今の回線では足りないと感じる
- PlaystationやXbox、Nintendo SwitchやゲーミングPCを買ってオンラインゲームを楽しみたい!
- SkypeやZoomなどのビデオ通話の回数が増え、スマホのデータ通信量を減らしたくない
- スマホ1つだけだと回線が一つしかなくて不安
などです。
ちなみに私が光回線を契約した理由は自宅にパソコンを導入するためでした。
関連記事
・パソコン全然触らなくて苦手だった自分が人生ではじめて自分のパソコンを持って気付いたこと
冒頭でも書きましたが、私のそれまでのネット環境はスマホ1台(+キャリアのタブレット)のみ。
結果、光回線を契約してから自宅に電子機器が増えました。
- ノートパソコン
- Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)※Kindleの購入は光回線の開通より早かったのですが、Wi-Fiを導入するすることがもう決まっていたのでここに入れます。
- iPad(アイパッド)
- Fire TV Stick(ファイヤーティービースティック)
- プリンター
こんな感じになりました…。
結構増えたと思います。
これからも増えるかもしれません…(*´艸`*)

Macbook欲しい。
スマートウォッチも…。
スマートホーム化は難しい。
自宅でのデータ通信量の消費を気にしなくなった
現行のドコモのスマホプランには、5Gギガホプレミアとギガホプレミア(Xi)という大容量プランがあります。
5Gギガホプレミアはデータ量無制限で、ギガホプレミア(Xi)はデータ通信量は60GBまで使えます。現在はこういった大容量のプランがありますが、私が光回線を契約した当時の2年前(2019年)はここまで大容量のプランはありませんでした。
当時困ったことといえば、ギガを使い切ってしまうこと。
通信量を使い切ってしまえば、通信速度が低下し快適にネットができなくなります。

ギガ不足になった場合、有料での1GB追加オプションもありますが、割高でなかなか手が出せず…。
しかし、光回線を導入してからは自宅での通信量を気にすることはありません。
- 動画を何時間も見ても大丈夫です。実況やライブ配信も怖くありません。
- 例えば、連休に気になっていたドラマを1シーズン一気見するぞ!なんてこともできます。
- 同時にタブレットとパソコンを併用して通信しても大丈夫。複数端末がネットに繋げることができる。
以前は、スマホの毎月の通信容量を使いきってしまったことで月末にギガ不足になり、必要な時にネットが使えなくなるのでは?と不安が付きまとっていました。
光回線を契約すれば新たに料金の支払いが増えますが、こういった「通信量が足りない」→「通信量が足りないからネットで知りたい情報を知ることができない」ということを解消できました。
ここまでは私個人の経験談ですが、この記事を読んでいる人は私と同じ条件ではない可能性も。
例えばスマホ1台、パソコン1台で一人暮らし…こんな環境で光回線の契約をどうするか考えている人も。
ドコモユーザーなら、プランを5Gギガホプレミアを選んだらデータ量無制限で使用できます。
テザリングも無制限なのでスマホ1台の契約のままでも十分使える、という人もいるでしょう。
ご自身が毎月どのくらいのデータ通信量を消費しているか把握しておけば判断しやすいと思います。
ただ、光回線も使いたい…!と気になる人もいますよね。
「現在のスマホ料金+新たに光回線の料金で毎月どのくらいの通信費になる…?」
こんな風にどうしようか悩む人もいると思います。
そんな時は、ドコモの公式サイトの料金シミュレーションを試してみましょう!
料金シミュレーションには2種類あり、「しっかり料金シミュレーション」と「おてがる料金シミュレーション」があります。
「おてがる料金シミュレーション」の方ではdアカウントなしで大丈夫。
ドコモのケータイまたはスマホとドコモ光の料金を合わせた月々のお支払額のシミュレーションができます。
シミュレーションをして、自分の通信費の予算で払えるのか・今の自分の生活にとって負担が大きいのか考えてみましょう。

ドコモの公式サイト >「料金・割引」>「料金シミュレーション」へ
【公式】NTTドコモ
スマホやタブレット、パソコンの大型アップデートにおびえる必要なし
この項目はさきほどの「自宅でのデータ通信量を気にしなくなった」と共通ですが、個人的に別で伝えたいのでこちらに書きます。
ネット環境がモバイルデータ通信だけだった当時、特に困っていたのがスマホのアップデート関連です。
スマホを持ったら必ずしなければなりません。
一口にアップデートと言っても1種類だけではありません。
- アプリの更新
- OSアップデート
- セキュリティアップデート
当時、OSアップデートやメーカーのセキュリティアップデートは「Wi-Fi環境下で」と付け加えられていました。(今もかな?)
当時はモバイルデータ通信のみだったのでもちろんWi-Fiはできません。
なのでこういったアップデートが億劫でした。
頻繁にあるアプリの更新なども同様です。
今ではWi-Fi環境があるのでアップデート時の通信量を気にする必要がありません。
回線が2つあることの安心感
2021年にドコモで通信障害が起こり、多くのドコモユーザーに影響がありました。
特にスマホ1台だけを所有していた人は困ったと思います。(デュアルSIMの方は事なきを得たかもしれませんね。)
こういった時に自宅に固定回線があれば端末をWi-Fi接続できるので、全く「ネットが使えない」といった事態には陥りません。
結構これはメリットなのでは?と思います。
例えば、ドコモ回線のスマホがいきなり使えなくなったなら、通信ができることが前提で情報を得ているので通信障害が起きれば最新の情報も入りません。
ですが、この時、光回線がつながっていればネットで情報収集できます。
別の格安SIMを契約してサブ回線にするという選択肢もありますよね。
Wi-Fiルーターはプロバイダでレンタルした方がいい?
私が契約しているGMOとくとくBBではWi-Fiルーターのレンタルがあります。

はじめてWi-Fiルーターを自宅に設置する人は、「このレンタルのルーターで大丈夫なの?」と心配するかもしれません。
結論から言うとレンタルのWi-Fiルーターで大丈夫。
「大丈夫」と言っておいてなんですが、私はレンタルしていません。
その理由は「自分でWi-Fiルーターを選びたい」と思ったので自分で用意しちゃいました。

自分で選んだWi-Fiルーターでも現在も快適に使用できています。
そこで自分で購入したWi-FiルーターとGMOとくとくBBで用意されているWi-Fiルーターを比較した表を作成しました。
私が用意したルーターはBUFFALO WSR-1166DHP4-BK。
比較するのはGMOとくとくBBでレンタルできるBUFFALO WSR-2533DHP3です。
(GMOとくとくBBでレンタルできるWi-Fiルーターは、BUFFALO WSR-2533DHP3、Aterm WG2600HS2、ELECOM WRC-2533GST2から選べます。この中から比較対象としてBUFFALOを選んだ理由は、今私が使っているWi-Fiルーターと同じメーカーだからです。)
WSR-1166DHP4-BK(我が家のルーター) | WSR-2533DHP3(GMOとくとくBB) | |
IEEE802.11ax(Wi-Fi6) | ー | ー |
IEEE802.11 ac(Wi-Fi5) | 866Mbps | 1733Mbps |
IEEE802.11 n(Wi-Fi4) | 300Mbps | 800Mbps |
IEEE802.11 a/g | 54Mbps | 54Mbps |
IEEE802.11 b | 11Mbps | 11Mbps |
IPv6(IPOE/IPv4 over IPv6) | 〇 | 〇 |
セキュリティ規格 | WPA2-PSK(AES) | WPA2-PSK(AES) |
最大登録許可台数 | 64台 | 64台 |
MU-MIMO(同時接続台数) | 最大2台 | 最大4台 |
アンテナ方式 | 5GHz/2.4GHz 2本(内蔵) | 5GHz/2.4GHz 4本(内蔵) |
電源 | AC100V 50/60Hz | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 8.19W | 13.7W |
外径寸法 | 36.5×160×160㎜ | 37.5×160×160㎜ |
質量 | 約317g | 約382g |
GMOとくとくBBで用意されたWi-Fiルーターの方がスペックが高いことがわかります。
IEEE802.11ac(Wi-Fi5)の最大通信速度が私が使用しているBUFFALO WSR-1166DHP4-BKよりもはやい。(理論値ですが…)
そして、同時接続台数が最大4台(MU-MIMO)と多いです。
一人暮らしで複数のガジェットを使う人は十分快適に使えますし、家族がそれぞれスマホかパソコンを一人1台持っている世帯も使えます。
ただ同時接続を快適にするには、子機側(スマホやタブレット)もMU-MIMO(マルチユーザーマイモ)に対応している必要があります。
私が使用しているWSR-1166DHP4-BKでも満足して使えているので、GMOとくとくBBで用意されているWSR-2533DHP3は私の持っているWi-Fiルーターより高スペック。
満足して使えると思います。
そしてv6プラスに対応しているというのも大きなポイントです。混雑が解消できるので快適に使えます。
関連記事
・自宅のWi-Fiルーターがv6プラスに対応しているか調べる
- Wi-Fiルーターのレンタルサービスの利用料金はGMOとくとくBBとの契約
- ドコモ光の解約とともにWi-Fiルーターも自動的に解約になる
- 解約した場合はWi-Fiルーターを返却をしなければならない
こういったデメリットも考慮して検討してみてください。
アパート住みの我が家のある日のドコモ光の通信速度
実際に通信速度がどのくらい出ているのかということも気になりますよね。
※通信速度はスマホやパソコンのスペックにもよるので、一概に「全ての端末の通信速度がはやくなる」というわけではありません。参考程度にお読みください。
※GMOとくとくBBでレンタルしているWi-Fiルーターではなく、自分で購入したWi-Fiルーターで計測しました。
家族がYouTubeを見ていて、同時に私がノートパソコンを開いてネットをしているという、同時に複数の端末がネットに接続している状況です。この3つの端末は全てWi-Fi接続。
この状態でノートパソコンの通信速度を計測すると、
こんな感じです。

通信速度を測るサイトは複数ありそれぞれのサイトで計測すると数値が違うのですが、一番低いサイトでも最低100Mbps出ています。
(ちなみにノートパソコンの計測をしている横でiPadも同時に使用中でした。そちらでも計測しましたが、400Mbps出ていました。ですが、こちらも低いサイトの計測では300Mbpsになる場合も)
私のパソコンの通信規格はIEEE802.11ac(Wi-Fi5)に対応しています。
Wi-Fiのリンク速度は433Mbpsです。
ノートパソコン1台だけを使用しているときの速度はこんな感じ。

Wi-Fi接続している端末はすべて一つの部屋の中で使用しており、Wi-Fiルーターから2m以内で使っています。電波を阻害する壁やドアもありません。
基本的に快適に使えていますが、時々プライムビデオの画質が荒れる・YouTubeのライブ配信が時々止まるということはあります。
ですが、プライムビデオの場合は、最初に画像が荒れてもすぐにきれいな画質に戻るので私は気になりません。
ドコモ光には10ギガプランもある
「10Gbpsってあったよね?もっと通信速度にこだわりたい!」という人へ
ドコモ光では10ギガプランもあります。
こちらは
- 戸建てプランのみ
- エリアがまだ限定的
- 料金も1ギガのプランより高い
もし興味がある人や、自分の住んでいるエリアが入っているか確認したい人は公式サイトを覗いてみてください。
【公式】ドコモ光 10ギガ
新しいWi-Fiルーターにしたら必ず通信速度は改善する?
Wi-Fiルーターを新しくしても、子機の端末側(スマホ、タブレット、ノートパソコン、スマートスピーカー、ストリーミングデバイスなど。)などが最新の通信規格に対応していなければ、新しく導入したWi-Fiルーターの実力が発揮できないことも。
実際に、私が使用しているノートパソコンやiPad(第7世代)では十分な通信速度が出ています。
その理由はWi-FiルーターとiPadのどちらもWi-Fi5(IEEE802.11ac)に対応している端末だからです。
では、端末側が普及しているWi-Fi5に対応していないといった場合、どうなるのか?
私の例です。
私が現在使用しているスマホの期間は3年10カ月ほど、端末はエントリーモデルで値段は安め。もちろん性能もお値段未満。
( ;∀;)
Wi-Fi接続にした場合の通信速度の改善は少しだけでした。
スマホの通信速度を測ってみました!
- 私のスマホの通信規格はIEEE802.11b/g/n(2.4GHzのみ)
通信速度を計測した結果(計測日:2022年1月9日(日)AM12:30)
- Wi-Fi→16.8Mbps(ダウンロード)・18.1Mbps(アップロード)
- 4G(モバイルデータ通信)→12.5Mbps(ダウンロード)・7.83Mbps(アップロード)
使用したWi-Fiルーターは、 BUFFALO WSR-1166DHP4-BK (記事内で出てきた我が家で使用しているWi-Fiルーターです。)
通信速度の改善を望むのなら、現在使っている端末の通信規格も確認しておきましょう。
2022年12月に新しいスマホに買い替えました!→AQUOS wish2(SH-51C)の感想
光回線を契約する前に
光回線を契約する前に自分の住居がどんな環境か?ということを理解しておく必要があります。
新築の家を建てた・中古の住宅を購入したなどの場合と賃貸かで違います。
私の場合は、すでに今の住居(賃貸)に光コンセントが設置されていました。
後は電話して契約するだけという状況だったので派遣工事は必要なし。
もし、賃貸で光ファイバーが敷かれておらず(光コンセントが見当たらず)、工事をする必要があるのなら必ず事前に大家さんや管理会社に許可を取る必要があります。
そして、契約の申込みや開通日は時間に余裕を持って望んでください。
まとめ
光回線を導入して生活が変わったことやドコモ光×GMOとくとくBBを契約してみての感想となります。
長かったですよね。
ここまで読まれた方おつかれさまでした!
簡単なまとめです。
- ドコモユーザーならドコモ光は利用料金にdポイントがたまったり、ギガプランを契約していると光セット割でメリットあり
- Wi-Fiルーターは特にこだわりがないのならレンタルがおすすめ
- 「解約するかも…」と考えているなら定期契約なしプランを選ぶか、2年定期契約プランを契約するなら自分の光回線の契約満了月を把握しておく
- そもそも自宅に光回線を導入する必要があるのか考えてみる。家族はネットを使う?
「光回線を契約すると自宅でのネット生活はこんな感じになるよ」というのが少しでも伝わったら幸いです。
お読みいただきありがとうございました。では。
もし、GMOとくとくBBで契約をしたら…会員情報は確認しよう
これはどこのプロバイダでも一緒ですが、契約したプロバイダの公式サイトはブックマークをおすすめします。
GMOとくとくBBのサイトでBBnaviからログインして自身の会員情報を確認しましょう。
ウェブメールから、自分宛のメールが来ているか必ず確認を。(特にウェブから申し込んだ方!)

では。
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