昔はガラケー(フィーチャーフォン)を購入した時には分厚い紙の取扱説明書ってかならずもらえました。
ですが、この取扱説明書が昔と同じように付属すると思いきや、昨今は事情がどうやら違うようです。
私は2022年12月に新しいスマホをドコモオンラインショップで購入したのですが、ひと昔前にはおなじみだった分厚い紙の取扱説明書は付属せず、スマホ本体とともに同封されたのは簡単な「クイックスタートガイド」のみ。

私自身、基本的なスマホの使い方をある程度理解しているつもりなので、「操作ができなくて困った」といった事態に陥ることはあまりありません。
ですが、最低限のスマホの扱い方がわかっている私でもスマホの操作がわからないこともしばしば。

どんどん新しい機能が追加されるので追いつけません。
もしスマホが苦手だったとしても、周囲にスマホ操作に長けている人がいて相談できればすぐに疑問が解消できることが多いです。
ですが、そういった環境もなかったり、「こんな小さなことを質問してもいいのかな?」と聞く事自体をためらってしまったり…。
やっぱり自分の持っている端末の使い方を取扱説明書で自分でいつでも確認できるに越したことはないです。
というわけで、スマホを購入したらどこで取扱説明書を見るのかという話題になります。
この記事で紹介する方法は…
まずは、スマホ内の「取扱説明書」アプリで使い方を確認する。
他には、Web(ウェブ)でNTTドコモの公式サイトから「取扱説明書」のPDFファイルの紹介。
SHARP(シャープ)のAQUOS(アクオス)公式サイトでも「使いこなしガイドブック」のPDFファイルが公開されています。
この中で、一番身近な手段はスマホ内にプリインストールされている取扱説明書アプリの「取扱説明書(eトリセツ)」です。
手元のスマホで使い方をいつでも確認できるので、ちょっとわからなくなったらすぐに調べることができます。
それでは続きをどうぞ、またはお好きな目次からどうぞ!
キャリア docomo
機種 AQUOS Wish2(SH-51C)
他に持っているガジェット ノートPC、iPad(第7世代)、Kindle Paperwhite(第10世代)
ただし、注意点が…。
この「取扱説明書(eトリセツ)」というアプリを使うとなると、”スマホ内でスマホの操作方法を確認する…”という状態になるので、スマホ操作に慣れてない人にとってはこのeトリセツ、少しハードルが高い気がします。
新しい家電を購入した場合は旧来の紙の取扱説明書を片手に、実際に家電に触れながら操作を覚えるといった方法がいいという人も、中にはいますよね。
そういった方はPDFファイルをダウンロードするか、スマホとは別のタブレットでいつでも取扱説明書を見れるようにするといった方法が考えられます。
個人的にはタブレットで取扱説明書が見れると便利かなと思います。
ただ、スマホもPCも苦手、ましてやネット検索もなんだかよくわからない…、といった場合は、スマホの使い方を説明している紙の書籍に頼ってみてもいいかもしれません。
書店に足を運んでみるのもいいかも。
スマホの「取扱説明書(eトリセツ)」アプリから使い方を見る
さっそくスマホの「取扱説明書」アプリから見に行きましょう。
NTTドコモのスマホには「取扱説明書(eトリセツ)」がプリインストールされているので、手元のスマホでアプリから使い方をいつでも確認することが可能です。

この「取扱説明書(eトリセツ)」の私のお気に入りの使い方は、アイコンの意味を確認することです。特にスマホ上部のステータスバーに並んでいるアイコンが何を意味するのかはまだ完全に理解できていません。
「このアイコンってあれでしょ?あれだよ、あれ。多分そう…。」なんて自分のわかったつもりを軌道修正するのに、このアプリを役立てています。

それではちょっと「取扱説明書」アプリをさわってみますね。
まずは「取扱説明書」アプリを使えるようにしましょう。
①『ドロワー』をタップして、②アプリ一覧から「取扱説明書」アプリを探します。

または、「スマートフォン内のアプリを探す」表示される検索窓に「取扱説明書」と入力してみてください。
「取扱説明書(eトリセツ)」のアイコンをタップして、アプリを起動します。

はじめてアプリを起動した場合は、まず利用規約が表示されます。

①「同意する」にチェックを入れて、②「アプリを利用する」ボタンをタップします。

これでアプリを使えるようになります。

これでアプリを使える状態になりました。
続いて、取説アプリのおススメの読み進め方3選をざっくり紹介していきますね。
読み進め方①最初から最後まで「1冊のマニュアルを一通り目を通しておきたい…。」
1ページずつ読み進めていきたい人におススメです。
特に注意事項にはしっかりと目を通したい人など。
アプリの操作は簡単で、アプリ下部に「次へ」ボタンをタップして次のページへ移動します。

または、右から左へフリックすると次のページに移動します。
そのまま順当に読み進めていってもらってOKです。
「あれ?アプリの使い方ってアプリ内のどこかにある?アプリを使う時は「はじめての方へ」とか「ご利用ガイド」みたいなものあるじゃない?」
もちろん、アプリの使い方の説明もアプリ内にあります。
- 右上の「縦三点リーダー」
- 「本アプリの使い方」

アプリの基本的な操作がわかるようになっています。
読み進め方②おおまかに「電話に関する使い方を理解したい…」
おおまかなカテゴリーから知りたい人は「もくじ」が便利です。
たとえば「電話に関する使い方を理解したい…。」といった場合。
”電話のかけ方”といったピンポイントの操作ではなく、電話のかけ方から受け方などざっくりと電話関連の使い方を確認したい人におススメです。
目次で「電話/電話帳」をタップして自分の知りたい情報を目次の中から探して見に行くことができます。
- 『eトリセツ』アプリホームで「もくじ」
- 「目次検索」で「電話/電話帳」
- 例えば「電話を受ける」

読み進め方③個別に「アシスタントキー?が知りたい…。」
知りたい情報がピンポイントで分かっている人や機能の名称を知っている人は「索引検索」または「キーワード検索」から知りたい情報にアクセスしましょう。
- 『eトリセツ』アプリホームの「さくいん」
- 「アシスタントキー」
- 該当ページを確認

関連記事
・AQUOS Wish2(SH-51C)のアシスタントキーを設定から無効にする
「取扱説明書(eトリセツ)」アプリの終了の仕方
アプリを閉じる時は画面下部の真ん中にある「ホーム」ボタンをタップすれば、スマホのホーム画面に戻ることができます。
が、この「取扱説明書」アプリではアプリ内から順を追ってアプリを終了することも可能。
そちらの方法もお伝えしておきます。
- 右上の「縦三点リーダー」
- 「終了」
- 「はい」
- アプリを閉じる
さてさて「取扱説明書」アプリを閉じていきます。
画面右上の「縦3点リーダー」をタップします。

メニューの「終了」をタップします。

「はい」をタップするとアプリが閉じます。

アプリ一覧のページに戻った場合は、「戻る」ボタンまたは「ホーム」ボタンをタップして終了です。

これでスマホのホーム画面に戻りました。
これで取説アプリの簡単な説明は終了です。おつかれさまでした!
次はAQUOS公式が公開している「使いこなしガイドブック」の紹介です。
「使いこなしガイドブック」で基本の操作を学ぶ|AQUOS公式サイトから

AQUOSの公式サイトでもPDFファイルが公開されています。
それが「使いこなしガイドブック」です。


AQUOS公式サイトのAQUOS Wish2のページ内です。
「キャリア別の詳細情報」(結構下の方にある)にPDFファイルが用意されています。
人によってはこの紙の「使いこなしガイドブック」を持っている方もいるかもしれません。
ドコモショップ店頭でAQUOS Wish2を購入した人は「使いこなしガイドブック」の小冊子をもらったはず。
ですが私の場合、ドコモオンラインショップ経由での購入だったのでこちらの冊子は付属しませんでした。
説明書と言えるものは、冒頭に紹介した同封されていた「クイックスタートガイド」のみ。
さてさて、「使いこなしガイドブック」の中身になりますが、こちらは「取扱説明書」と違い写真を多用しています。
スマホで行う一通りの基本操作が実際の操作画面を見るような感覚なので初めてのスマホだったり、久しぶりのスマホ購入という方は、文字情報よりもわかりやすいのではないでしょうか?
ただし、「取扱説明書」のように細かいところまでではなく、基本的な操作方法のみの掲載です。
因みに私がこの「使いこなしガイドブック」で重宝しているページは、「スマホについて各部の名称と機能を知る」です。
スマホの各パーツの名称を知っていれば操作が分からなくなった時の調べる際に便利ですし、もし故障した場合、サポートに相談するとなったときも「“指紋センサー”で指紋認証に失敗するので困っている。」「“電源キー”が反応せず、スマホが立ち上がらない。」と相手に故障の箇所や疑問点を相談する場合も、相手にきちんと名称を伝えられるのではないか?と考えています。
PDFの取扱説明書を読む|NTTドコモ公式サイトから
ドコモの公式サイトでも取扱説明書のPDFファイルを公開しているのでサイトからダウンロードできます。
この取扱説明書はスマホの「取扱説明書(eトリセツ)」アプリと中身が一緒です。
ダウンロード方法なんですが、上記のページへ行き利用規約に同意するとPDFのページへ進み、そこでPDFファイルをダウンロードといった流れです。
私はこのPDFファイルを自身のiPad(アイパッド)に入れています。

タブレットはスマホより大きな画面サイズが魅力!
ダウンロードしたファイルは『ブック』Appに入っています。『ファイル』からPDFファイルを閲覧するだけでもいいのですが、なんだか『ブック』Appに取説を入れておきたいので。
スマホ以外の端末、例えばタブレットやPCに入れておき、スマホ以外の端末で操作方法を確認しながらスマホを触るといった使い方が好きです。
自分の知りたい操作方法の目次をタップするとそのページに飛ぶので便利なんです。
タブレットだと、パソコンを開くよりも起動が速いのが魅力ですよね。
便利な世の中です。
まとめ
AQUOS Wish2(SH-51C)の取扱説明書を見る方法でした。
今回は
- スマホの「取扱説明書」アプリで見る
- WebからPDFファイルをダウンロードする
という方法を紹介しました。
ほとんど『取扱説明書(eトリセツ)』アプリの紹介でしたが…。
もし、この記事で自分に合った方法がわかるといいなーなんて思っています。
私は手元のスマホで使い方を参照するよりも、タブレットやPCなどの端末に取説を表示させて、手元のスマホを操作するのが好きです。
ちなみに今回一番見やすかった取扱説明書は「使いこなしガイドブック」です。
カラーだし、画像を用いて操作方法を解説しているのでとてもわかりやすいと感じました。
なので、AQUOS Wish2を使い始めたばかりの人は、この「使いこなしガイドブック」片手にスマホを操作することをおススメします。
画像が多いし、手順がわかりやすい。何よりページ数が少ないので、スマホに不慣れな場合は「使いこなしガイドブック」から見ると負担が少ないように感じます。
ですが、NTTドコモのサイトからダウンロードできる「取扱説明書」のPDFファイルも侮ってはいけません。
239ページとボリュームもありますし。
個人的に面白いのが「タッチパネルの操作」の項目で、ここでは各ジェスチャの解説とともに指の動きのアニメーション(正確にはアニメーションかはわかりませんがGIF?)で確認できます。(これはスマホの「取扱説明書(eトリセツ)」アプリの方です。)

ぜひご自分の目で確かめてください!
他にも、注意事項はスマホや電子機器を使う上で気を付けること等記載されているので家電を使う上で知っていて当たり前のこともしっかりと書かれています。
こういうのって結構忘れちゃっていることもありますし、実はこう使う方が正しかったといった新しい発見もあります。
大事なスマホが…火事を避けるためのスマホのリチウムイオン電池・充電器発火の要因とNG行動例(ソフトバンクニュース)
リチウムイオン電池を使った製品が多くなってきましたよね。
一般的に取扱説明書は紙でできたものが多かったですが、最近はデジタル化の流れでPDFファイルでもいいし、Web上で確認するという製品もありますね。
PDFファイルだと分からない用語をそのまま検索することもできますし、しつこく何度もディスプレイを触っても紙のようにしわが寄りません。
今回のようにタブレットの中に入れてしまえば、紙の取扱説明書のように場所を取りませんですし。
でもまぁ、時々読み込むのに時間がかかることがありますが…。
スマホって機種変更したら、前のスマホの紙の説明書は不要になります。
そう考えると、そもそも紙の取扱説明書が付属しなければゴミを出す手間も省けます。
現時点で我が家でじゃばらファイルで家電製品の紙の取扱説明書を保管していますが、他の家電製品の取説もデジタル化した方がいいのかも…、と思った次第です。
それではここまでお読みいただきありがとうございました。では。

関連記事
コメント