iPad(アイパッド)を購入したけど、あまりSiri(シリ)を活用していない。
勇気を出して時々Siriに話しかけるけど、個人的に”画面に向かって話しかける”という行為に慣れておらず、なぜか気恥ずかしさの方が勝ってしまう。(通話も画面に向かって話しかける行為ですが、こっちはあまり恥ずかしくない。)
なので、全然活用せず。
使用するの頻度は本当に少なく、時々タイマーをお願いするぐらい。
私みたいにあまりSiriを使わない…という人は結構いるかもしれない。
そんな「使わないよ!」といった場合は設定でSiri(シリ)をオフにできます。
私はこのまま使わないかもしれないけど、なんだかSiriのことが気になったのでちょっと調べてみました。
もしお時間があれば最後までお付き合いください。
「そんなの興味ないよ。」という人は、目次から「使わないので設定をオフにする」に飛べますのでそちらへどうぞ。
Siriでどんなことができるの?

まず、Siriって何?どんなことができるの?という疑問が湧いてきます。
使いこなしている人にとってはもう当たり前の存在。
対して、一度もiPhoneやApple製品(大昔にiPodだけ)を使ったことのなかった私には「どう接すればいいのだろう?」という存在。
私は2020年2月に無印iPad(第7世代)を購入して初めてSiriに触れました。
周囲にSiriを使っている人もおらず、自身もあまり興味を示さず…。
Siriについて情報がほとんどない状態です。
っていうか、まずSiriで何ができるの?どのくらい普及しているのか?というところから調べてみよう。
Siriで何ができる?
「Hey, Siri(ヘイ、シリ)」とiPadに向かって声をかけると、「ポポンっ(最近は「ドゥンッ!」ですね。え?そんなのどうでもいい!?)」という音で返事をしてくれます。

Hey, Siri!

一度もSiriを使ったことがない人でも、なんとなく“Siriに話しかける”という使い方は知っているという方が多いでしょう。
Siriをあまりよく理解していない私は、「Siriは私たちとただおしゃべりをしてくれるだけなの?」という使い方しか知りません。
しかし、こんな疑問を口に出したら、Apple製品を愛用している諸先輩たちから「そんなことないよ!もっと色々とできるんだから!」というお叱りの声が聞こえてきそうです。
ですが、初心者の私はSiriで何ができるのかまだそのことをよくわかっていません。
こんなときはネットで調べてみるのが1番です。
AppleのSiriについてのページを参照するとSiriでできる操作がすべてわかるようになっています。
Siriでできること
- 電話をかける
- メッセージを送る
- 届いたメッセージを読み上げてくれる
それだけでなく
- アラームの設定
- リマインダーの設定
- カレンダーの確認
などの日々の予定の管理やアシスタントもしてくれる。
いやいや、まだまだ。
音楽だってかけてくれるし、スマート家電をコントロールして電気も付けちゃうし、計算だってしてくれる。

…なんでもできるんだなぁ。
すごい。
タイマーでしか使っていないなんて宝の持ち腐れかも。
でも私の家はスマート家電1つもないんだよなぁ…。
Siriに対応しているデバイスはiPadやiPhoneだけではありません。
iPod Touch、AirPods、CarPlay、Apple Watch、HomePod、Macなど多くのApple製品に搭載されている。
参考 お使いの全てのAppleデバイスでSiriを使う(Apple)
Apple製品にはなくてはならない存在ですね。
2012年に登場。現在どのくらいの人が使っている?
Siriが登場したのは2012年3月8日(日本語対応)。
iPhone4sから搭載されています。
音声アシスタント、バーチャルアシスタントという位置づけ。
2012年から2022年の10年もの長い間Apple製品に搭載されている『Siri』。では、どのくらいの人がSiriを使っているのか。
おそらく多くの人がSiriを利用する端末はiPhoneが多いのではないのでしょうか?
まずはじめに、iPhoneが日本でどれだけ普及しているか見てみましょう。
参考にさせてもらったのは株式会社NTTドコモ モバイル社会研究所の『モバイル社会白書2021年版』です。
・Android・iPhone別では、2021年のAndroid比率は53.2%、iPhone比率は46.8%。
引用:モバイル社会白書Web版の[資料1-1b]最もよく利用する携帯電話(1台目)の年次推移(単一解答)[Android・iPhone別]より
少しAndroid優勢ですね~。
そして肝心のiPhoneのシェア率は46.8%です。このことから、スマホを利用している人の半数近くがiPhoneを使っていることが分かります。
次に、Siriがどのくらい普及しているか考えてみます。
日本でのiPhoneの普及率は高いですが、Siriの利用率はそこまで高くないようです。
モバイル社会白書2021年版の資料によると、Siriの利用率は7.9%。
全体の数字を見ても分かる通り、音声入力自体、まだまだ利用している人が少ない状況です。

私もSiriはあまり利用していません。ですが、Fire TV(ファイヤーティービー)のAlexa(アレクサ)にはよく話しかけます。
その理由は、リモコンでポチポチとテキスト検索をするより、Alexaの音声検索で話しかけた方がはやいことが挙げられます。

「音声認識」ボタンを押しながら、ドラマの「再生」と「停止」の声掛けが楽。
それぐらいしか使ってないけど…。
この場合は音声入力の方が便利。
というより、リモコンでの手入力の検索が結構面倒くさい…。
ですがiPadの場合、Siriを利用しなかったとしても困りません。
なぜなら入力方法は何種類も選択肢がありますし、他の入力方法が便利だから。
手で直接タップ、Apple Pencilで書き込む等の方法で、今のところは十分快適に使えています。
ですが、この場面では音声入力が便利!というときは利用するタイミング。
音声入力って怖くない?プライバシーは?

やっぱり気になりますよね。
因みにiPadのSiriはネットに接続していないと反応してくれません。
私のiPad(Wi-Fiモデル・iPadOS15対応)では、オフライン状態で”Hey、Siri”と話しかけてもSiriが呼び出されず、「iPadはインターネットに接続していません」と表示が出るだけ。(2023年2月4日現在)

※2023年2月4日 追記
iPhoneだとオフラインでもSiriが起動するみたい…?
ですが、こういった音声入力の個人情報流出のニュースはよく聞きますし…。
不安ですよね。
私が「絶対安全だよ!」なんて適当なことは言えませんが、企業の姿勢はどうでしょう?
Appleは、プライバシーは基本的人権であると考えています。製品はユーザの個人情報を守るように設計しており、常に保護機能の強化に努めています。これはAppleが提供するサービスについても当てはまります。
引用:Siriのプライバシー保護とグレーディングについて(Apple)より
Appleは個人情報の保護について強化を図っています。
企業がどういった個人情報を集めているかを知ることも大事です。
それに加えて、自分自身で設定を確認したり、情報収集したりも忘れちゃいけませんよね。
ブログ:Apple信者1億人創出計画の管理人:うぉずさんの記事です。
・【iPhone】あなたの個人情報ダダ漏れですよ?7つのセキュリティ設定を今すぐ見直すべし
この記事を見ていろいろと自分のiPadの設定を見直しました。
助かりました。
iPhone向けの記事ですが、はじめてiPadを購入した人も必読。
おすすめです。(*’▽’)
Siriは役立たず?そんなことはありません
Siriのことを調べている途中、検索結果の中に「Siri 役に立たない」という言葉を目にする。
そういった印象を持っている人もいる模様。
そんなに万能ではないですしね…。
ですが、これは「Siriが便利だな」「Siriを使ってみたい」と思う場面があります。(この項目はiPadではなくiPhoneでの利用の話になります。)
それは、CarPlay(カープレイ)です。
車の運転時にiPhoneをCarPlayに接続して、Siriに。
運転中はもちろん手が離せませんし、走行中にカーナビの画面を頻繁に操作するのは危険です。
こういった場合は音声入力が便利。
ナビの操作に手を動かす必要がありませんし、画面を注視しなくても大丈夫。
音楽をかけたり、マップの表示、家族や友達とのメッセージ、音声通話のやり取り。
この部分はSiriに頼った方がいいかも。
いやいやCarplayだけではありません!
こんな時にも活躍?
”突然倒れた、身体が動かせない”そんな緊急事態にSiriで救急車を呼んだ人も。
ブログで詳細を書かれている方がいたので紹介します。
(ブログ名:とあるオタクが世界的パフォーマーに。より)
(ブログ名:さらばよ、さらばより)
緊急通報の方法についてわかりやすく説明されているブログがありましたのでそちらを貼っておきます。
→iPhoneで救急車を呼ぶ方法を確認してみた|動けない時はどうする?
(ブログ名:がんばらない暮らしのブログより)
普段はSiriを使用しない人でも、Siriで(iPhone)緊急通報の仕方は一度確認しておく必要がありますね。
Androidの緊急通報の仕方はこちら
→Androidスマートフォンを使用して緊急時に支援を求める(Androidヘルプより)
iPad(第7世代・ホームボタンあり)でのSiriの呼び出し方法を確認
Siriでどんなことができるかということが伝わったかな、と思います。
Siriを使うためには、Siriに声で呼びかけて、Siriが応答できる状態で頼み事をします。
呼び出し方法は2つ
- ホームボタンを長押ししてSiriを呼び出す
- ”Hey,Siri(ヘイ シリ)”と呼びかける
設定を変更していなければ、この方法で呼び出せます。
呼び出した後に、Siriが画面に出現するので、そうしたら、Siriに頼み事をします。

あんな)「Hey,Siri」
Siri)ポポンッ(Siri登場)
あんな)「今日の天気は?」
Siri)「…現在地の設定が…(以下略)」
使わないので設定をオフにする
まず、設定Appを開き、「Siriと検索」へ
ここで画面に表示される
- ”Hey,Siri”を聞きとる
- ホームボタンを押してSiriを使用
- ロック中にSiriを許可
の3項目を全てオフにする。

そうすると「Siriをオフにしますか?」と表示されるので「Siriをオフにする」を選択。


これでOK。
※「ロック中にSiriを許可」をオンにする時は、パスコードの入力を求められます。
最後に
「Siriを使うのが恥ずかしい…。使わない…。」
それなら、設定をオフにすることを記事にしよう!と思い立ち、この文章を書き始めました。
しかし、Siriについて調べてみると当初の印象の「使わない…。」から「あれ?便利じゃん。」と良い方向に印象が変化。
これからの時代、IoT家電も増えてきますし(我が家は少ないというかないに等しい)、音声入力の機会も増えてくると思います。
必ずしもSiriの機能を全て使いこなせる必要はありませんが、どう呼び出すか、何に使えるのかを知っておくことは損ではないと思いました。
おまけ|Siriに「ありがとう」と声をかけると…?
Siriに「ありがとう」と伝えてみると、「どういたしまして。」と答えてくれます。
ちょっとほっこり。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。では。
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