2022年現在、多くの人がスマホを所有し日々の生活にはなくてはならない生活必需品となっています。
通話やメールだけでなく、ゲーム・買い物・SNS・ネットで情報収集・地図を閲覧・写真を撮る・音楽を聴くなど大抵のことはスマホ1台あれば何でもできてしまいます。
全世帯でスマホを所有している人の方が多数派。
そういった状況ですが、フィーチャーフォン(ガラケー)からスマホに変更する予定の人はまだまだいます。
中には「スマホに変えるのはちょっと…」と抵抗がある人もいるかもしれません。
私の親(60代)もこういった理由から、フィーチャーフォンからスマホに変更することに対して強く抵抗していました。
ですが今、フィーチャーフォンを使っている親が最近は”スマホを持ちたい”と考えはじめ、「スマホを持ったら写真を撮りたい」「YouTubeを見たい」と前向きに捉えるようになったと感じます。
そういった気持ちの変化が起こる前に何があったのか書き綴ってみようと思います。
ガラケー持ちの親が「スマホにする!」と気持ちが変化する前に起きたこと

私の親は現在、親自身がケータイからスマホに変えることを前向きに捉えていますが、少し前までは「絶対にスマホに変えない!」と頑なに拒んでいました。
その理由を聞いてみると「使いこなせないから。」とか「怖い。」との回答が。
もうスマホに慣れている側から見ると、「とりあえず契約して使い始めちゃえば何とかなるのに…」と思ってしまいます。
が、私自身がフィーチャーフォンからスマホに契約変更するときも、結構大変だったなということを思い出しました。
使ったことがなく、触り方も知らない家電を買うのに「いきなり使えなくなったらどうしよう…。」という不安が私にもあったことを覚えています。(とりあえず未知の物は不安でした。)
そんな当時の私と同じでスマホに変えることが怖かったようですが、最近では積極的に「スマホにしたい!」と気持ちの変化が。
なぜ、そんな風に前向きになったのか?とその理由を考えてみると、いくつか出来事があったことを思い出しました。
家族がスマホやタブレット、パソコンに毎日触れている
娘である私が目の前でスマホやタブレット、PCに触れているのを毎日目にしていた。「あれ?自分は”スマホを使いこなせない”なんて思っていたけど、もしかしたら自分も使えるんじゃないかな?」と意識が変わってきた。
目の前で当たり前のように使っているのを見て、苦手意識が薄れたのかもしれません。
スマホの画面を一緒に見ながら操作すると、理解しやすいです。
ただ、スマホやパソコンは個人情報が詰まっているので、家族といえども操作しているのを見られたくない…、といった意見もあると思います。
それなら、YouTubeでスマホのレビューをしている人の動画を見てもらいましょう。
実際にスマホを触って色々と操作しているのを見られるので、「こんな感じで操作できるんだ」ということがわかると思います。
説明下手の人でも「こういう風に使うんだよ。」と一言添えて、動画を勧めることができますね。
バーチャルITコンシェルジュのはるかさんがやさしく解説してくれる。手は実写。
スマホだけの情報ではなく、光回線やキャリアの新プラン、格安SIMなど最新の通信事情について、詳しく可愛く、そして初心者にもわかりやすく説明してくれます。
何より”スマホが大好きすぎる”ちえほんさんと冷静な椿さん2人の掛け合いが面白いチャンネル。
スマホのそれぞれの特徴や実際に手で持った筐体の感じ、動きの滑らかさ、カメラやムービーも実際に撮影して試してくれています。機種によってはおすすめの保護フィルムやケースも紹介しています。
初めてのZoomを使ってみた
昨今の事情で、初めてのZoomデビューをした。
これは家族のサポートありです。
初めてで大変だったけど、やってみたらなんかできたので電子機器に対するハードルが下がった模様。
いつの間にか皆スマホに
周囲の友達や同僚が次々とスマホに変え始めた。
スマホに対するハードルがどんどん下がっていったようです。
自分でPCを使って検索するように
何かわからないことがあった場合、パソコンを使って自分で調べるようになった。(自宅にパソコンはあるけど、自発的に起動することは少なかった。)
また、疑問が湧いたらすぐに相談できる家族が身近にいることも本人にとっては良い環境なのかもしれません。
パソコンでもスマホでもわからないことをすぐに調べる癖が付くと、生活変わりますよね。
スマホで写真を撮りたい
フィーチャーフォンをずっと使っていて、子供たちや友達がスマホに変えてから、自分から『写真を撮る・送ること』が億劫になってしまった。
(スマホからフィーチャーフォンに画像を送信したけど、ファイルが大きすぎてフィーチャーフォンでは見れなかったので、そこから写真のやりとりをやめてしまった。)
だけど、スマホにしたら、写真のやり取りができる!と楽しみが増えた。
これって出かける口実にもなりますし、そんなに遠方へ旅行に行かなくても散歩がてら近所の公園で季節の花を撮影したりできるので、日常の楽しみが増えます。
何より自分が楽しんだことの記録が画像で残るというのもいいですよね。
色んなプラットフォームに興味を示すように
Fire TVを購入したので、テレビの画面でYouTubeを見始めるように。
最近はYouTubeでもインスタライブで配信していたものをYouTubeにもアップされることが多い。(公式じゃない動画も多いので注意。)
好きなアーティストのインスタやTwitterなど他のプラットフォームにも興味を持ち始めた。
「Twitterって何?」
「Instagramでライブやってるって…どうすれば見ることができるの?」
とこちらが質問攻めに。
「ネット検索すれば好きなアーティストの情報がすぐ出てくるし、最新の情報とかも発信してるよ。」と伝えました。
病院の予約がスマホでできる?
病院を受診するためにWeb予約(またはネット予約)を利用するようになった。
対応している病院に限りますが。
待ち人数がスマホから確認できたりするので便利。
予定を管理しやすいことがメリットです。
QRコードが便利そう…
最近は、紙の媒体にも広告にもQRコードが記載されている。
特に存在感を示しているのが『QRコード決済』でスーパーやドラッグストア、ショッピングモールなどのレジでよく目にします。
お札や小銭を数えて出す必要が減り、スマホの決済アプリを起動し画面にQRコードを表示させ、店員さんに読み取ってもらうと決済が終了します。
QRコードだけでなく『バーコード決済』もありますね!
最近は公共料金の支払いもバーコードを読み込んで支払うこともできるそう。
便利ですね。
私はまだやったことがないので、そのうちやってみたいなと思ったり。
【NTTドコモ】請求書払い|d払い
何かと「スマホあっての」ライフスタイルが世の中の前提になっていると心底理解するような出来事が多くなってきたと感じます。
ただ通信するだけ・通話するだけではなく、ネット予約やキャッシュレス決済などもでき、生活必需品ですね。
こういった環境や社会の変化もあり、親自身のスマホに対する苦手意識が減り、自分の生活に必要な物だと考えが変わったようです。
特に、スマホを購入したら具体的にやりたいことが本人の中で決まったのが大きいと感じました。
「スマホにすれば、楽しい生活になるのでは?」と期待しているのだと思います。
まとめ
家族がスマホに前向きになった出来事を書いてみました。
周囲の人がフィーチャーフォンからスマホに変更してほしいと思っても、本人が乗り気でないとスマホへの移行は難しいです。
もちろん操作するのは本人です。
なので、本人が「スマホに変えたい!」という気持ちが出始めたときにおすすめすることが、タイミング的にはベストかなと考えています。
特にこんなことを言い始めたとき
- 「スマホで写真を撮って友達や家族に送りたい!」
- 「LINEってどう使うの?何ができるの?」
- 「Zoomで離れた家族と話したい」
とスマホを持ったら具体的にやりたいことが決まり、本人のモチベーションが高まっているときなど。
そういう時は、こちらの意見や提案も素直に受け入れてくれるので話し合いが捗ります。
逆に「スマホなんかいらない」と考えている人の意見を変えることは難しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。では。
”スマホに変える人に伝えたいこと”をこっちの記事にも書いたので、よろしければこちらもどうぞ。
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