最近、編み物を始めました。(2022年4月ごろにスタート)
昨今の事情で在宅時間が増えたという人も多くなり、在宅でもできる趣味として手芸がブームだそう。
ショッピングモールには手芸店が入っていることも多いですし、気軽に足を運べる100均(最近はそんなに気軽にお店に行けませんが…)にも色々な種類の毛糸が並んでいますよね。
「外出はちょっと…」といった場合でも、オンラインショップで手芸用品を調達できますし、フリマアプリにも毛糸が売っていたりして、自宅にいながらでも道具や素材の購入も簡単です。
私が編み物を始めるきっかけとなったのは、YouTube(ユーチューブ)でたまたま見かけた編み物の動画やPinterest(ピンタレスト)で流れてくる国内外問わずの可愛いハンドメイド品の数々…。
1番の理由は、ある編み物系Youtuberさんの作品の可愛さに一目惚れです。

サムネにやられました…。
マニラヘンプヤーンのバッグです!
「デザイン可愛い!」と気持ちが高ぶり
「『初心者向け』って書いてある!これなら私にもできる…?」と思ってしまい
「作ってみたい…!」
そんな風に考え始めました。
「自分の手芸熱が冷めないうちに始めないと機会を逃してしまう!」と思い、すぐに準備にとりかかりました。
まず初めに必要な道具を準備する
気軽にスタートできる趣味といっても準備は必要です。
まずは、必要な道具を揃えることから。
私の場合は好きな毛糸を1玉、かぎ針1本という初期投資少なめで編み始めました。
幸い用意するものは少なく、必要な手芸道具を即確保できました。

編み物をはじめるのに、
・かぎ針を1本
・手芸用ハサミ
・閉じ針
を揃えました。
全て買いそろえたのではありません。
母が昔に使っていた閉じ針を借りたり…。
購入の前に家族の持っている手芸用品が借りられないか聞いてみてからでもいいですね。
編む糸は毛糸やコットン、リネンだけではなく、ペーパーヤーンなど多くの素材と種類があり、糸の組み合わせは無限大。
アミュレは必要になったらその都度、新しい号数のかぎ針を買い足していってます。1本からでも買えますよ。
編みたい毛糸を調達したら、すぐに動画をお手本に編み始める。

iPadでYouTubeの動画を準備。
(私の場合)
YouTubeを視聴可能な端末は何種類もあります。
私のおすすめはスマホやタブレットなど。
近くに置けてすぐに操作できる端末。
画面をタップして動画の再生・停止・速度を変えることが簡単ですよね。
そんなこんなで編み物を始める生活に…。
一つ作り終えたから「もう、やーめた!はい終わり!」…という気持ちにはならずにまんまと(?)とハマってしまいました。
当初はYouTubeの動画を見ながら、見様見真似で手を動かしていました。

一旦動画を止めて、手を動かして…。
あっ!見逃した…。
巻き戻して…。
最初はこんな感じでした。
しかも、形は揃わないし、編み目を数えると数字が合わない。
全然うまくいかない…。
でも、作りたい欲の方が自分の中で勝っていたので、自身の手芸の下手さ加減は気にならず夢中になりました。
動画もいいけど手芸本も読みたい!
YouTubeにアップされている動画は、配信者のYoutuberさんが初心者でもわかりやすいように丁寧な言葉で説明してくれたり、手元を見やすいように画面構成を考えてくれたりしていて、手芸がはじめての人でも取組みやすいように工夫されているので本当に見やすい。
1つの動画で編み方が理解できなくても大丈夫ですし。
他の配信者さんの動画を拝見すると「そうだったのか!」と理解が進みます。
先生は1人に絞らなくてもいいんですよね。

あの説明はこれを言いたかったんだ!
言葉選びが人によって全然違う。
方法はひとつじゃないんだ。ほー。
とか。
何と言っても動画だと停止するのも再生するのも視聴者の自由。
しかもネットが繋がっていれば動画を見る場所も選びません。
理解が不十分なところは、動画をまき戻して何度も見たり。
再生速度を遅めに設定変更して、手元をじっくり見たり。
細かいところを確認するのに、画質を高画質にしたり。
(※データ通信量の上限が決まっている人は、高画質にするとデータ消費量も多くなるので気を付けてください。)
そんな、融通の利く?YouTubeのおかげで自分のペースで進めながら手順を追うことができ、初心者の私は本当に助けられました。
が、他の方法でも何か情報を得たい!
徐々に動画だけではもの足りなくなり、他の媒体でも何か参考になるものはないかと思い始めるように。
今度は書籍を参考に編んでみようかなという気持ちが湧いてきました。

でも、すぐに”書籍”という媒体に飛びつく前に他の候補も検討してみましょう。
他の媒体で手芸を楽しむためには…
- 手芸店のキットを購入する
- 通信講座を受講する
- 編み物教室に参加する
- 無料レシピを参考にする
- 有料の編み図を購入する
- 書籍を参考に作る
などの方法が考えられます。
結構たくさんの選択肢がありますね。
その中でも「書籍を参考にする」ということは
- 本屋で探す
- 図書館で借りる
- 手芸店で手芸本を探す
- ネットで紙の本や電子書籍を探す
といった手段が考えられます。
ふむふむ…。
私が自宅にいながらすぐに行動できることは「ネットで紙の本や電子書籍を探す」です。
電子書籍のサービスはいくつかありますが、私はAmazon(アマゾン)をよく利用するので私はKindle(キンドル)派です。
月額の読み放題サービスのKindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)を契約しているので、読み放題対象のKindle本で探せないかな?と。

Amazonプライム会員ならまずはPrime Reading(プライムリーディング)の中から探してみてもいいですよね!
iPadでKindle Unlimited対象本を探してみる
そこで早速、私は自分が持っているiPad(アイパッド)のKindle App(キンドル)を開き、目当ての電子書籍を検索し始めました。

使用端末 iPad(第7世代・2019年発売・ストレージ32GBのWi-Fiモデル)
App Kindle for iPad
ネット環境 光回線を契約してWi-Fi環境あり
アプリの検索窓に入力した単語は「かぎ針」「編み物」など。

検索結果に手芸本の一覧がズラーっと表示されます。
候補の中にはKindle Unlimited対象本があり、結果何冊も借りることが出来ました。
※iPadではApp内購入ができません。
ですが、Kindle Unlimitedを契約中なら、本のレンタル・返却はKindle App内でも可能。
同様にAndroidでもApp内購入は不可。
なかでもアップルミンツさんの書籍には大変お世話になりました。
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書籍から得られたこと

書籍では編み方の手順はもちろんのこと、実際の写真や編み図なども見ることが出来ます。

写真もこだわっているので眺めているだけでも楽しい。
手芸の基本の解説も必ず掲載されているし、必要な情報が一通り網羅されているのも書籍の良いところ。
本の構成もわかりやすいです。
まずは前半のページにて参考の商品を写真で紹介し、後半のページは編み図や解説が主。
こういった使い勝手がわかりやすいのも書籍の魅力ですよね。
本で読む文章や図解での説明は動画とまた違った刺激が得られ、動画と書籍を両方とも併せて学ぶことで、今まで自分が理解に至らなかった所まで補うことができると感じました。

書籍での解説だけで理解が不十分な場合は、動画で検索をかけました。
「毛糸 つなぎ方」「編み物 糸始末」など局所的に解説してくれている動画がありがたかったです。動画なら納得のいくまで再生できるのは初心者には非常にありがたい。
また、書籍を読み進めていくと「編み物の専門用語がわからない…」といった新たな悩みも…。
今度はネットで検索して調べることも併用。
ここでもiPadが活躍してくれます!
iPadにはSplitView(スプリットビュー)という機能があり2つのアプリを画面を2分割して表示できるます。
この機能のおかげで、Kindle Appで電子書籍を表示させながら同時に『Safari(サファリ)』でネット検索ということも可能。
探している答えが必ずしも見つかるわけではありません。
ですが、何かヒントはないかとあれこれもがいています。

私が小さい頃はまだYouTubeがありませんでした。
当時の手芸と関わる手段は
・身近に手芸をしている人から教わる
・紙の本で作りたいものを学ぶか
・手芸キットを購入して作る
あまり上手くいかず…。
「自分は手芸の才能がないんだな…。」とあきらめていましたが、動画を通じて色々なYoutuberさんから教わることで「ここ、こうやるのか。」と小さな壁を乗り越えられるように。
おかげで手芸が楽しくなり、少しぐらいつまづいても大丈夫と思えるような心境の変化も。
タブレットで見ることのメリット
Kindle本(キンドル)が読めるのは専用の電子書籍リーダーだけではありませんよね。
自分のスマホからでもOKです。
アプリの利用自体は無料。
お金がかかる部分は、電子書籍の購入やKindle Unlimitedのサブスクの支払いのみ。
こういった様々なデバイスでKindleを読むことができますが、特にタブレットのiPadで手芸本を見ることがすごい便利。
私がiPadを愛用している理由は
- スマホより画面サイズが大きい
- ピンチインで素早く拡大・縮小の表示ができ、レスポンスが速い
- すぐにネット検索やYouTubeでわからないことを調べることができる
- 見たいページを開いて机の上に置いておける
- Split View(スプリットビュー)で画面分割
など。
紙の本の場合、書籍をテーブルの上で開いたままだと「本が汚れてしまうなー」とか「折り曲げた跡がついてしまうなぁ…」と本の取り扱いに気を遣うことがありましたが、電子書籍はそういった心配はありません。
タブレットの画面が汚れたら拭いて綺麗にすればいいですし。

電子書籍のデメリットももちろんあります。
・電子書籍アプリの使い方を覚えなければいけないこと
・バッテリー残量が気になる
・通信環境が必要
ちなみに、私はKindle本をiPadとKindle Paperwhite(第10世代)とKindle for Web(ノートPC)の3つのデバイスで楽しんでいます。
この中でも一番使いやすいのはiPadですね。
Kindle Unlimitedを契約して良かったこと
これらのことが家いながらできるので助かりました。
それぞれを解説していきますね。
試し読みの感覚で電子書籍をレンタル
「試し読みの感覚でレンタルできる」のは本当に良いです。
私が電子書籍を利用していなかった時は、本を購入するのに実際にお店に行ったり、借りるために図書館に足を運ばなければなりませんでした。

最近はネットの発達やフリマアプリの登場で本も入手しやすくなりました。
- 本屋さんに直接行って書籍の中身を吟味して購入する本を決める
- 図書館に行って借りたい本を探して(またはネット予約して)本を手に取る
実物を手に取って書籍の中身をしっかりと吟味して、購入するか借りるかどうかをその場で考えられることは書店に足を運ぶことのメリットだと思います。
ですが、自動車や自転車、公共交通機関で移動しなければならないし、店舗に滞在している時間も考慮しなければなりません。
電子書籍を自分の生活に導入するとこれらの時間が節約できます。
なんたって自宅にいながらで大丈夫ですから。
ここまで読んでいる人の中にも、外出したいけどなかなか出かけられないという人もいるのではないでしょうか?
- 本屋さんに行きたいけど、あまり体力がなく外出が困難
- 子供がまだ小さく目が離せないし、外出のための時間が捻出しづらい
- 書店に足を運びたいけどお店が遠いし忙しくて難しい
といった場合は電子書籍の利用がおすすめ。
端末で本を借りて、途中で「あっ違うな…。」と感じたらすぐにその場で返却できますし、気に入ったら購入も簡単です。
そういった試し読みも自宅で気軽に&落ち着きながらできるのは良い時代ですよね。
今までお店に足を運んで本を購入するしかなかった人は、新しい選択肢を手に入れたと感じるのではないでしょうか?
- すでにお目当ての本はネットで購入する
- 書店や図書館に行ってじっくりと本の内容を吟味して選びたい場合は外出する
ただ、読みたい本が電子書籍化してないことも多々あります。
そういった場合は紙の本を買うか、図書館で借りるかという他の選択肢になります。
本屋の数は減少しているというニュースも聞きますが、まだまだ紙の本の人気は衰えていません。
現時点ではどちらも選択できます。
最大20冊まで借りておくことができる
Kindle Unlimitedで借りられる電子書籍の上限は20冊です。
以前は10冊までだった気がしますが…。
借りられる冊数が増えれば、自分のペースで積読ができますね。
通常の図書館であれば大体10~20冊ぐらいまで借りられるので、自宅にいながら図書館のように本を借りられる+気軽に返却できる有料のサブスクサービスと考えています。

公立の図書館の利用料は無料なのがいいですよね。
読み終わればすぐにその場で(使っている端末から)返却できる
もちろん本の返却も簡単です。
Amazonにサインインして返却をすることもできますし、使用している端末から返却も可能。

iPadのKindle Appですと、Kindle本の表紙を長押し>「本の利用を終了」>「利用を終了」をタップすると返却完了

ファッション雑誌を気軽に借りられる
また、Kindle Unlimitedを契約していてよかったことは他にもあります。
それはファッション雑誌も読み放題の対象本になっていたので、その場で借りてすぐに何冊も読むことが出来たこと。
ペーパーヤーンやヘンプでバッグを編むことに興味がありました。
幸いなことにKindle Unlimited対象には女性向けのファッション雑誌も。
すぐに「夏号の女性誌にはどんなかごバッグが載っているかな~?」とチェックできました。
【おまけ】作業中のお供は何にする?

最初は思うように進まないし、編み目もなんだか不格好だから編むことに集中せざるを得ない。
ですが、編み物に手が慣れてきて目の余裕はないけど耳の余裕はある…と。
そうなった場合、スマホやタブレットがあれば作業中にラジオや音楽を聴いたりできますよね。
例えば、好きなラジオ番組やお気に入りの音声アプリ、YouTubeの長尺(30分以上)の動画を楽しむことも。


私はiPadを持っているのですが、編み物をしているときはタブレットを活用しています。
先ほど挙げたラジオなどの音声メディアは”ながら聴き”におすすめ。
動画やテレビなどは見ることを前提に作られている番組が多いので、私みたいな編み物初心者は、まずは編み目や編地をがっつり目で確認しながらでないと難しいです。
ドラマを見ながら編み物をしたら、テレビ画面が気になり、手が止まってしまいます…。
ですが、せっかくKindle本を読めるのならiPadで耳からの”ながら読書”がおすすめ。
方法はKindle Appを立ち上げ、「読み上げコンテンツ」機能で読み上げてもらいます。
雑誌や手芸本などのレイアウト固定型の電子書籍では読み上げはできないのですが、小説や文庫本などの文字主体のリフロー型の電子書籍は画面の読み上げに対応。
ただ、この読み上げ機能、実際に使ってみると読み間違いが結構あったり(専門用語の読みがめちゃくちゃ)、文中に画像が挟まると音声が止まってしまう、いきなり流暢な英語のアクセントが流れるといったデメリットはありますが私は十分満足しています。
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まずは、端末に備わっている「読み上げ機能」を試してみてください。
iPadで「読み上げコンテンツ」をオンにする手順
「設定」>「アクセシビリティ」>「画面の読み上げ」をオン状態にする
※こちらは元々、iPadに備わっている機能なので無料で利用できます。
「もっと滞りなく、明瞭な朗読がいい!」といった質を重視する場合はKindleと同じAmazonのサービスAudibleやAudiobookなどの有料のサービスを検討してみてください。
まとめ
私のKindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)の活用法でした。
書籍を手に入れるために本屋に探しに行く・図書館で探すといった行動が昔は当たり前でしたが、現在では家で「電子書籍を探す」という新しい選択肢がKindleで手に入りました。
「読み放題サービスを使ってみたい!でも読みたい本がぱっと思いつかない…」と悩んでいる人にこんな活用法ありますよ!という提案になります。
私のKindle Unlimitedの活用方法は「編み物の本を探す」ということでしたが、この「編み物」の言葉の部分には自分の好きな分野の趣味を当てはめて検索してみるのもありですよね。
ご自身の趣味だけでなく、今勉強している分野の関連書籍や資格の参考書でもいいかもしれません。
電子書籍のメリットはネットが繋がっていれば、すぐに購入またはレンタルが自宅にいながらできること。
※電子書籍をたくさん借りたい(または買いたい!)という人は、自宅にWi-Fi環境があるか、キャリアのデータ通信量が多くなりすぎないか気を付けてください。
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「今ちょっと外出して本を探しに行けない!」という時でも大丈夫。
人によっては住環境は様々で街の発展も都市と地方では差があり、書店が近くにあるとは限りません。
特に、地方は書店の数が減り一番近くの店舗でも自宅から車で30分かかるなんてことも。
そうなると移動に時間を取られてしまいます。やはり自宅にいながら本を買える&レンタルというのはメリットですね。
ですが、書店や図書館に直接足を運ばないことのデメリットもあります。
書店に行けば自分の想像しえなかった本との出会いがありました。
私は本を選びに行った時に「こんな本あるんだ…。一緒に買っちゃうか。」なんて、本のついで買いをしたことも。

よくやります…。
他にも、手芸店に本を買いに行くこと自体だってたくさんのメリットがあります。
手芸本なら手芸店に行けば必ず置いてあるし、講座も受けられるし、毛糸や布を実際に手に取って、手触りや色合いを確認しながら買い物することができます。
ネットの中だけで完結しない体験もできますよね。
直接お店に運ぶということは、自分が思った以上に良い刺激(良くも悪くも)を受けてたのだな、と感じます。
現在では家で電子書籍を探すか、書店や手芸店に実際に足を運ぶという手段をどちらも選ぶことができます。
今どちらの選択肢もあるというのは嬉しい限り。
ちなみに編み物の腕前はなかなか上達しません。(´;ω;`)
更に編み物だけでなく刺繍やビーズステッチなどにも興味が出てきました。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。では。
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