Wordを使って作成した文書をKindle(キンドル)でも閲覧できる。
そのためには自分で作成したデータを
- ウェブ版Send to Kindleを利用してアップロード
- メールにWordのファイルを添付してKindleへ送信する
という方法があります。
私が所有している端末でKindle本が読める端末は3つ。
- ノートPC(Kindle Cloud Readerを利用して)
- Kindle端末(Kindle Paperwhiteで)
- iPad(Kindle Appで)
KindleアプリやKindle端末には固有のEメールアドレスが割り振られていて、自分の利用したい端末へメールで送信できます。
私はiPadで読みたいのでやってみました。
「Send to Kindle」というらしい。

読み方は「センド・トゥ・キンドル」でいいのかな?
データを作成した端末 ノートPC
アプリ Word(ワード)
閲覧した端末 iPad(第7世代)
アプリ Kindle App
メールにWordのファイルを添付して送信する
Eメールアドレスを確認してメールにWordのファイルを添付して送信してiPadで読めるようにしてみます。
Eメールアドレスの確認方法は別の記事にしましたのでこちらをお読みください。
関連記事
・自分のKindle宛のEメールアドレスの確認方法|Send to Kindleを利用する前に
まずは、どんな条件があるのか。
Amazonのヘルプページを(https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=G7NECT4B4ZWHQ8WV)を確認すると
Send to Kindle Eメールアドレスの使用方法
ウェブ版Send to Kindle、Eメール、を使用してKindleライブラリにドキュメントを直接送信できます。
- 最大25点の添付ファイルを一度に送信できます。
- 最大15の承認済みEメールアドレスから、Send to Kindle Eメールアドレスに送信できます。
- 最大で合計50MBまで送信できます。送信するドキュメントが50MBを超える場合は、ZIPファイルに圧縮してください。変換サービスによってZIPファイルは自動的に開かれ、Kindle形式に変換されます。
メールを正常に配信するには以下の手順に沿ってください。
…(略)
引用:Send to Kindle Eメールアドレスの使用方法(Amazonヘルプより)
ほうほう…。
こんな感じなんですね。
ここ気になるので添付するファイルのデータ容量。
”最大で合計50MBまで送信”できると書かれています。
それではやっていきましょう。
※ザックリとした流れを紹介するので細かい部分は省略してあります。
[ノートPC]まずは送信するWordのデータ容量を確認します。

「13.9KB」…。余裕です!
50MBには程遠いですね…。
メールサービスは『Gmail(Gメール)』を使います。

ちなみにGmailで添付できるファイルには容量の上限があるようです。
Googleのサポートページを確認すると…
添付ファイルのサイズ制限
最大25MBの添付ファイルを送信できます。複数のファイルを添付する場合は、合計25MBまで追加できます。
サイズが25MBを超えるファイルは添付されず、Googleドライブのリンクが自動的にメール内に追加されます。…(略)
引用:gmailのメールにファイルを添付して送信するのパソコンの添付ファイルのサイズ制限より
Gmailを利用してファイルを添付する場合は、25MBまでらしいです。
端末別のファイルのサイズ
パソコン:最大25MBまで
Android:gmailアカウントは20MB。Gmail以外のアカウントは最大25MB
iPhoneとiPad:最大25MBまで
[ノートPC]次にGmailを立ち上げ、新規メールを作成し、宛先を自分のKindleメールアドレスにして送信。

私の場合はiPadに送信するのでiPad宛のEメールアドレスをドラッグしてコピーしたものをペーストします。

確認方法の記事はコチラ→自分のKindle宛のEメールアドレスの確認方法|Send to Kindleを利用する前に
- iPadのKindle App>「その他」>「設定」>「SEND-TO‐KINDLE Eメールアドレス」で確認
宛先がわかったらメールを作成して送信します。

[iPad]今度はiPadを見てみましょう。

Kindle Appを確認すると先ほどメールに添付した文書が表示されています。

本を開いて確認してみます。
「ライブラリ」に送信された本の表紙をタップして確認してみるとこんな感じ。

※初めてメールを送信した場合はAmazonから保存のメールが来るので確認する。
これでiPadで自分で作成したWordのデータを見ることができます。
送信したはずなのに届かない!「同期」を確認してみる
iPad宛のKindle用のメールアドレスで送信したのにライブラリに表示されない…。
もう10分以上待ってるのに…。
そんなときは「同期」してみます。
- Kindle Appのホーム画面の「その他」>「同期」をタップ

同期が完了したら「ホーム」または「ライブラリ」に移動して確認してみましょう。
どんな用途で使う?私の使い方
Send to Kindleを使えば
- Kindle端末に入れて持ち運べる
- スマホでもタブレットでもKindleアプリで読める
という風に利用できます。
何といってもKindleアプリはオフラインでも読めますし。(電子書籍をダウンロードしたり、同期する場合は通信環境が必要です。)
特に、何度も読みたい・タブレットですぐに確認したいものなどを残しておくことができるのが便利。
私の利用方法ですが、趣味の手芸での気を付けることや注意ポイント・意識しておくことをWordにまとめてあります。
自分の記憶に頼ることができればいいのですが、忘れっぽいので自身の記憶力があてにできませんからね。
ちょっと間が空いてしまうと、前はあんなに実践できていたことをきれいさっぱり忘れてしまうんですよね。
そんな時、自分でまとめたメモ(この場合は私が作成したWordの文書)をKindleアプリでいつでも閲覧できるようにしておけたら便利です。

すぐに記憶から引き出せなくても、昔自分が書いたメモをヒントにして作業をしていくうちに思い出してきますよね。
やっぱりメモは必要だ。
Wordにも閲覧モードがあるので、PCをそのまま開いておくということもできますが、私の持っているノートPCが外出や他の部屋への持ち運びに適していません(重いです。)
その点、iPadは少し重いですが持ち運びが楽です。
PC以外の他の端末で見ることができるようにしておけるのは非常に便利。
タブレットやスマホだと製品の特性上、ディスプレイメインの端末ということもあり、キーボードやマウスなどの周辺アクセサリーなどを置かなくても済み(もちろん必要なら使うこともできます。)、テーブルのスペースを広く確保できるので、その分手芸の道具を置いたりできます。
というわけで、作業スペースを広く有効活用することができますね。
やったー!
まとめ
Wordで作成した文書をiPadでKindle Appに送信して読めるようにするということでした。
簡単でしたね。
今回はメールにファイルを添付して送信するという方法でしたが、個人的にはPCからウェブ版Send to Kindleでそのままアップロードする方が好きです。
何といっても、ウェブ版だと容量の上限が200MB以下とメール添付で送信するデータ上限よりもはるかに多いですし。
ただ、Kindleのストレージの上限がどのくらいあるのだか現在ちょっとよくわからないんですよね。
わかったらまた何か書きますね。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。では。
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