AQUOS Wish2(SH-51C)で撮影した長方形の画像データを正方形にする方法です。
いきなりなんですけどスマホのカメラ、活用してますか?
私はあまりスマホで写真を撮るタイプではなかったのですが、新機種に替えてからは写真を積極的に撮るようになりました。
「さっき撮った写真の仕上がりはどうかな?」
撮影したらすぐに『Googleフォト』アプリで確認です。
画像データを見直すと、さきほど撮影した写真のサイズはスマホの画面サイズと同じ縦長になっています。
といってもこの縦長(長方形?)のサイズが当たり前すぎて、今まで画像サイズが縦長かそうでないかということを特段、気にすることはありませんでした。
スマホで撮影した写真を見るだけならあまり困りません。
ですが、ある時フリマアプリを利用しようと思い立ち、出品する前に色々と調べてみると、出品する際の商品画像のサイズは正方形だということがわかりました。

利用したアプリはメルカリ。
メルカリならアプリのカメラ機能を使えば正方形の画像になるので、そちらを使えばわざわざ画像を正方形に切り抜かなくても大丈夫。
でも、こういうのって設定で簡単に変えられるんじゃない?と思い、すぐにカメラアプリを起動して左上の設定を確認します。

iPhoneはカメラで撮影中に「スクエア」モードに切り替えられますが…、残念ながら私のスマホにはその機能はありません。

上の画像をご覧の通り、正方形の設定はありませんね。
それならどうやって正方形に画像サイズを変更するのかというと、AQUOS Wish2のカメラで撮影→すぐに「編集」で正方形に切り抜くということをやります。
というわけで、今回の記事はその方法の手順を紹介します。
それではどうぞ!
カメラアプリで撮影した画像を正方形のサイズに切り抜く手順
- カメラアプリで撮影>先ほど撮影した写真をタップ>「編集」>「切り抜き」から「正方形」>「保存」
大まかな流れはこんな感じです。
↓は画像付きで手順を紹介していきますので、お付き合いいただける人は続きをどうぞ。
- ステップ1カメラアプリをタップして起動
まずはカメラアプリを起動します。
このアイコンです! 「グリッド」を表示させたい!カメラアプリを起動>「設定」>グリッドの種類をオン
被写体を捉え、おおまかな構図が決定したら、画面内の「シャッターボタン」をタップします。
真ん中の丸いボタンをタップします。 - ステップ2先ほど撮影した写真のデータを開く
シャッターボタンを押すと、すぐに鈍いシャッター音が鳴り写真が撮れました。
さっそく、撮影した写真をこのまますぐに確認してみましょう。
撮影が完了したら「シャッターボタン」のすぐ右隣にある丸い窓を確認します。
小さくて見づらいですがここです。 先ほど撮影した写真のデータが丸窓の中に表示されていますよね。
その丸窓をタップします。
丸窓をタップします。 この画面に変わります。
『Google フォト』に切り替わりました! - ステップ3「編集」をタップ
画面下部の「編集」をタップします。
- ステップ4「切り抜き」をタップ
編集画面に切り替わったので、「切り抜き」に進みます。
「切り抜き」をタップします。 真正面から撮影したのに画像の向きが違う…「回転」アイコンをタップスマホで真正面から撮影したのに、なぜか写真が全然違う方向に向いている…という状況の人へ。
簡単に直せます。
「切り抜き」をタップした後に回転のアイコンをタップします。
このアイコンをタップします。 写真の向きが変わりましたね。
画像が横に90度回転しました。 写真の向きを変更する時は、ここの回転アイコンをタップして自分の好みの向きに調整してみてください。
- ステップ5「アスペクト比」をタップして「正方形」を選ぶ
「アスペクト比」アイコン(四角いやつ)をタップします。
この四角いアイコンです! 「正方形」をタップします。
正方形だけではなくて、他の比率もありますね。 正方形に変わりましたね。
まだまだ続きます。
- ステップ6上下の位置を調整する
その状態で上下にスワイプして切り抜きたい位置を決めます。
矢印の方向に指をスワイプして見てください。 ですが、この状態だと横幅が固定されたまま上下に動かすだけです。
「もう少し不要な部分を削除したい…。」
「もっとダイレクトに切り抜きたい。」
といった要望も出てくるかと思います。
- ステップ6+α切り抜く大きさを変更する
そういった場合は、枠の部分(画面では白丸)をスワイプ操作で枠を縮小/拡大し、その枠内で自分の狙った箇所だけを切り抜きましょう。
早速、スワイプしてみます。
とりあえずこんなイメージで矢印の上をスワイプしてみます。 すると…、
切り抜けました! 成功ですね!
先ほどアスペクト比を「正方形」にしたので、正方形の形を維持したまま任意の範囲を切り抜くことができました。
今度は枠の外へスワイプして、切り抜く領域を拡大してみます。
矢印がスマホの外にはみ出ちゃいました。演出です。すみません。 今度は、枠が表示された状態で指を置いてそのままぐるっと円を描いてみてください。
こんな感じで円軌道を描いてみてください。 そうすると自由に切り抜き部分を選べることがわかると思います。
一度この感覚が掴めれば、そんなに大袈裟に動かさなくても大丈夫。
少しずつスワイプして切り抜く範囲を微調整してみてください。
「リセット」と「キャンセル」でもう一度仕切り直すもし、最初の状態に戻りたいと思った時は「リセット」をタップして、切り抜きを始めた最初の状態にデータが戻ります。
「うーん、どう切り抜こうかまだ決められないな…。もうちょっとイメージを練ってからにしようかな。」なんて途中で編集をやめたくなることも…。
そんなときは「キャンセル」をタップ。
「キャンセル」ボタンをタップすると、「切り抜き」以外の「調整」や「ツール」等で行ったことも破棄され、編集する前のデータに戻ります。
続いて「編集内容を破棄しますか?」とポップアップが出るので、表示された内容に一通り目を通してから「破棄」をタップしましょう。
切り抜きたい部分が決まったら、最後に画像データを保存します。
- ステップ7「保存」をタップ
「保存」ボタンをタップします。
再度、「保存」をタップして終了です。
「保存」します。 一瞬この表示がでてすぐに消えます。 「コピーして保存」を選ぶと…先ほど「保存」と「コピーして保存」という選択肢が2つ表示されましたね。コピーして保存を選ぶと「元の画像」と「新たにコピーした画像」が並びます。
2枚の画像データのファイル名を比較してみました。
「ファイル名~2」となっているのでコピーしたことがわかります。 - 完了「撮影をつづける」または「カメラアプリを終了する」
画像を正方形にすることができました。
写真1枚だけを正方形にするのならアプリを閉じればいいのですが、そのまま撮影を継続する人もいらっしゃると思います。
そういった場合は、編集画面からカメラアプリにすぐに戻ることができますのでその方法を紹介します。
編集画面からカメラに切り替える方法はこの3つ。
- 左上のカメラアイコンをタップ
- 左下の「戻る」ボタンをタップ
- 左から右へ横にスワイプ
お好きな方法でカメラアプリに戻りましょう。
どの方法を選んでもOK。 撮影をやめてアプリを終了するには「ホーム」ボタンをタップし、アプリを閉じます。
「ホーム」ボタンをタップします。 これで終了になります。
おつかれさまでした。
ちょっとした写真撮影テクニックを提案してみる
ちょっとした小物を用いて撮影すると正方形に切り取るときのイメージが掴みやすいかもしれません。
これは提案なのですが…、四角い紙の上に被写体を載せて撮影してみるというのはどうでしょうか?
用意するものは
- 裏面が白い折り紙
- 濃い色のレザー(背景紙でもOK)
- 被写体

まず、濃い色のレザーを敷きます。

その上に折り紙の白い裏面を表にしてレザーの上に敷きます。


最後に撮影する被写体が真ん中に収まるように配置します。

折り紙を目印に真上からスマホを構え撮影します。
続いて、先ほど説明した手順で写真の仕上がりを確認して、「切り抜き」>「正方形」と手順を踏んでいき、折り紙の形を目印に切り抜いていきます。

切り抜き後はこんな感じになりました。

これで完了です。
ポイントは
- 一番奥の背景に濃い色を敷き、その上に白い紙を置いて正方形をイメージすること
- できるだけ正方形をまっすぐ捉えられるように真上から撮影すること
になります。
私はレザーを背景紙の代わりに使いましたが、重ねる背景の2枚の色のコントラストがわかりやすければ大丈夫です!
ただ、このやり方ってデメリットがあります。
- 真上からの撮影になるのでスマホを構える時に態勢がきついこと
- 床面やテーブルから垂直の撮影が前提になること
- 折り紙の幅だと小さな小物しか撮影できないこと
ちょっと応用してみることもできます。
四角い箱の上に乗せて撮影してみてもいいかもしれません。
もし折り紙がなかったとしても、白い画用紙を四角形に切り取って枠にするなど工夫すれば折り紙より大きいサイズの製品を撮影できます。
あとは方眼紙を正方形に切り抜いて活用してみるとか。
使っていない方眼紙、自宅に眠っていませんか?
うちにはあります!
というわけで、ちょっと自宅に眠っている方眼紙を切り抜いてみました!

先ほど使用した折り紙は15㎝四方でしたが、この方眼紙では18㎝四方となり余白がもう少しとれそうですね。
先ほどは四角く切り取った紙の上に乗せましたが、今度は切り抜かれた紙の方を利用してみます。

サイズ:A4
縦:29.7㎝
横:21㎝
目盛り数は180(1目盛り1㎜)なので最大18㎝×18㎝の正方形を切り抜くことができます。
サイズ:A3
縦:29.7㎝
横:42㎝
目盛り数は280(1目盛り1㎜)なので最大28㎝×28㎝の正方形を切り抜くことができます。
切り抜きの目安としていいかなと思い、提案してみました。
ちょっとアナログな方法になりますが、スマホでの撮影が苦手な人はこんな工夫をしてみてもいいかも。
まとめ
というわけで、AQUOS Wish2(SH-51C)で撮影した画像を正方形のサイズにする方法でした。
おさらいです。
- カメラアプリで撮影>先ほどの写真をタップ>「編集」>「切り抜き」から「正方形」>「保存」
この方法だと、スマホで簡単に画像を正方形にすることができるので便利です。
操作中に少し違うなと感じたら、「リセット」でもう一度アスペクト比やトリミング部分を仕切り直すことができますし、保存した後も「最初に戻す」で編集前の画像データに戻すことができます。
念のため、編集前の画像データも残しておきたい人は「コピーとして保存」を選択することも可能。
最後に今回の感想を少し。
私は元々、写真に興味がなかったタイプの人間なので、撮影はおろか、自分で撮った画像を編集や加工をするなんてもってのほかと考えていました。ですが、実際に編集してみてそんな考えが吹っ飛びました。
だって、画像の不要な部分を取り除くだけで写真の見栄えが少し良くなるんだもんね。
これはやらねば…!と思いました。
世の中の変化の移り変わりについていけてなかった私のような人間でも、スマホでここまでの機能が利用できるというのも嬉しい限り。
改めてスマホの進化ってすごいなぁと感じます。
(ミドルレンジやハイエンドモデルのスマホはもっとすごいのでしょうか…?)
少しきれいな写真が撮れたりするとめちゃくちゃテンションがあがりますよね。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。では。
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