SONY(ソニー)の『WI-XB400』というワイヤレスステレオヘッドセットを購入しました。
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・【Fire TV】ワイヤレスイヤホンをBluetooth接続して動画を楽しむ
イヤホンで音を聞くだけでなく、マイクが付いているので通話も可能。
というわけでレビュー&使い方です。
マイクは使っていないので、通話機能には言及しません。
お好きな目次からどうぞ!
WI-XB400の特徴を紹介
ワイヤレスイヤホンが欲しくて、2019年モデルを2022年6月にAmazonで購入。
商品の形状は、1本のケーブルの両端にイヤホンユニットが付いているという見た目。

普段見慣れている『ワイヤレスイヤホン』のイメージと印象が少し違いますね。

『ワイヤレスイヤホン』という言葉を聞いて、一番に頭に浮かぶのはAir Podsのカタチです!
WI-XB400の特徴を挙げてみます。
イヤホンを使う場所は自宅で、使用用途はFire TV Stick 4K(ファイヤーティービースティック)のコンテンツ視聴のため。
室内でレンジを使ったりするとBluetooth接続が結構切れます。
ワイヤレスイヤホンあるあるです。
よかった点
イヤホンに物理ボタンがあるので音量調節が分かりやすい。

他のワイヤレスイヤホンと同様に、電源を入れると音声ガイダンスが英語で流れます。
【失敗談】イヤーピースはS/M/Lの3種類が付属
購入して同梱されるイヤーピースは、ハイブリッドイヤーピースS/M/Lサイズの3種類。
イヤホン本体と同じ色。
開封時はMサイズがイヤホン本体に装着されています。
「見出しに【失敗】という言葉が入っているけど何が失敗なの…?」
と疑問に思われるかもしれません。
付属してきたイヤーピースの3種類ともサイズが合わず、追加で購入することになりました。
「それならSサイズより小さいSSサイズはないかな…?」と思って早速検索。

同梱されていたイヤーピースは『ハイブリッドイヤーピース』です。(仕様書にもそう書かれています。)
早速、ネットで調べてみるとSONYのハイブリッドイヤーピースは単体で販売されていることがわかりました。
しかも、サイズはSS/S/M/L/LLと5つのサイズが展開。
「SSサイズを購入だ!」
販売ページをよく確認すると、色展開はブラックとホワイトの2色。
ここである失敗に気付きました。
私の購入したイヤホンの色はブルー。付属しているイヤーピースは本体と同じブルー。
だけど、追加購入する予定のハイブリッドイヤーピースは、ブラックとホワイトの2色しかない。
ということは、イヤホンと同じ色のブルーがない!
これ、色を統一したい人は気になるかも…。
イヤホン本体をブラックで選んで購入していたら、あとで追加購入するハイブリッドイヤーピースのブラックを選択していたら、あまり違和感はなかったかもしれない…。
購入前に調べておけばよかったと少し後悔しました。
【注意すべきこと】磁石でくっつく、ということは?
『WI-XB400』の特徴として、ユニット部分が磁石でくっつくきます。

耳から外したときにはネックレス状態で首にかけておくことができ、イヤホンがバラバラにならずまとまってくれてます。
「磁石でユニット部分がくっつく」という特徴は使用する上で注意点があります。
磁気を使用しているので、医療機器がある場所や満員電車での使用はNG。
取扱説明書にも書いてあります。
ソニーのサイトでも言及されています。
→磁石の医療機器への影響について|製品を安全に、安心してご使用いただくために(ソニーストア)
基本の操作方法
操作方法は簡単です。
物理ボタンを押して電源のON/OFF・ペアリング・音量調整ができます。
特別なジェスチャを覚える必要はありません。
電源のON(オン)とOFF(オフ)
操作に慣れてない内は、首に掛けずに片方だけ耳に装着して、ボタン類が視界に入るようにしながら操作をするのがおすすめです。

電源をオンにするには、電源ボタンを2秒間押してから、LEDの青ランプが点滅し始めるのでボタンから指を離します。
電源が入ると、イヤホンから「Power on…」と音声ガイダンスが流れ、電源が入ったことが確認できます。
電源をオフにするには、電源ボタンを2秒間押します。
WI-XB400の電源ボタンをず~っと押してるのに電源が入らない!

電源ボタンを電源が入るまでず~っとボタンを押し続けるのは×。
家族が毎回それをやって「電源が入らない」と言っているのを何度も目にしました。
必ず2秒間押してLEDの青ランプが点滅したらボタンから指を離す、という正しい方法で電源を入れてください。
ペアリングモードは約7秒間押す

LEDの青ランプが点滅を繰り返すまで、電源ボタンを約7秒間押す。
LEDが点滅し始めたら、抑えていた指を離します。
ペアリングする時はイヤホンだけでなく、登録する側もBluetoothを設定する必要があります。
我が家ではFireTVに接続しました。
記事はコチラ→【Fire TV】ワイヤレスイヤホンをBluetooth接続して動画を楽しむ
リセットまたは初期化する
毎日使っているとイヤホンが普段と違う動作をすることがあります。
例えば
- ヘッドセットの電源が入らない
- 電源が入っているのに操作ができない
などの場合。
そんな時はイヤホンを『リセット』しましょう。
イヤホンを充電中に、電源ボタンとマイナスボタンを同時に押します。
「ペアリング情報を削除したい…」そんな時は『初期化』します。
まずはじめに、Type-Cケーブルが接続されていない状態で電源を切る
次に、電源ボタンとマイナスボタンを同時に7秒以上押したままにする。
そうすると、LEDの青ランプが4回点滅し初期化されます。
イヤホン本体から音量調整

本体の物理ボタンのプラスとマイナスボタンを押して音量を調節します。
使っていて気になったこと
Fire TVで動画を見るために、この『WI-XB400』を使用しています。
音量を先ほどの物理ボタンを押してイヤホン側で調整すると、TV画面に音量のバーが表示されません。
TVのをリモコンで音量調整すると我が家のTV画面には音量調整のバーが表示されるので視覚的にも分かりやすいです。
最初はなかなか慣れませんでしたね。
ですが、”表示が出ない”ということはデメリットではありません。
”表示が出ない”おかげで動画コンテンツの字幕の邪魔をしません。なので、海外のドラマや映画を見る時などはいいですよね?
物語に集中できますよね。
充電の方法
「イヤホンの充電中は操作が一切できなくなる」とありますが、「えっ?充電中使えないの??」と困っちゃいますよね。
充電中は使えないのですが…クイック充電に対応しているので10分充電して60分再生できます。
そして、この充電ケーブルはUSB-A – USB-Cという構成になっています。
私の持っているノートPCにはUSB-A端子の差込口があるタイプなので、自分のノートPCでUSB給電できます。
「PCは持っているけど、PC側はType-Cのポートしかない。USBハブもない。」という方もいるかもしれません。
充電アダプタを使用してコンセントから充電も可能です。
推奨アダプタはSONYの『USB ACアダプターAC-UD20』です。
自分の持っているUSB充電器を使いたいという人はこの↓の条件を確認して探してみてください。
”出力電流0.5A(500㎃)以上が供給可能な市販のUSBアダプター”
付属の紙の取扱説明書と仕様書をなくしちゃった。どうする?
『WI-XB400』のパッケージには保証書・取扱説明書・仕様書がちゃんと同梱されてきます。
「取説捨てちゃった…。」なんてこともあるかもしれません。
大丈夫。
SONYのサイトに『取扱説明書』と『リファレンスガイド』のPDFが公開されています。
SONY公式サイト>メニューの「総合サポート・お問い合わせ」>「取扱説明書」>型名を入力
【公式サイト】SONY
また、Web上でも『WI-XB400』のヘルプガイドが公開されており、基本的な操作はここで調べられます。
「もし壊れたら…。あれ?ワイヤレスイヤホンの処分ってどうするの?」
今まで購入した有線イヤホンはどう処分をしていましたか?
まだ故障していなくて製品の価値が損なわれていなければ、不用品買取りサービスに出したり、フリマアプリ、ヤフオクなどに出品といった選択肢が考えられます。
ですが壊れてしまい修理も不可となった場合はどうでしょうか?
そういった場合はごみとして処分しようと考えますよね。
今まで有線イヤホンは一般的に「不燃ごみ」として捨てることが多かったと思います。(自治体によって違いがあるかもしれません。)
ですが、無線タイプのワイヤレスイヤホンはリチウムイオンが使われている製品が多いのでリサイクルに出せます。
機器に内蔵されている充電式電池はリサイクル出来ます。この充電式電池の取り外しはお客様自身では行わず、「ソニーの窓口」にご相談ください
引用元:WI-XB400の取扱説明書より
最近は家電量販店に小型式充電池のリサイクルの回収なども行われています。
家電量販店をよく利用する人なら御存知かもしれませんね。
直接行く前に、ネットで「リチウム電池 回収ボックス ○○(家電量販店名)」と検索して情報を整理しておくことも悪くないかもしれません。
「そういえばリチウムイオン電池のニュースを聞いたことがあるかも…。」
ごみ処理施設で発火事故も起きています。
各自治体の注意喚起のページリンク集
参考 製品を安全に、安心してご使用いただくために 充電池のリサイクル(SONY)
ご自身のお住いの自治体のホームページを確認してください。
あれっ?防水じゃないの?
『WI-XB400』は、防水仕様の製品ではありません。
付属した取扱説明書には注意事項についてこう書かれています。
内部に水や異物を入れない
本機は防水仕様ではありません。水や異物が入ると火災や感電の原因になります。万一、水や異物が入った時は、すぐに使用を中止し、ソニーの相談窓口またはお買い上げ店にご相談ください。
特に以下の場合ご注意ください。
・洗面所での使用
水の入った洗面台や容器の中に落とさないようご注意ください
・雨や雪、湿度の多い場所での使用
・汗をかく状況での使用
濡れた手で触ったり、汗をかいた衣服のポケットに入れると水漏れの原因となる場合があります。
引用元:WI-XB400仕様上の注意/主な仕様より
ワイヤレスイヤホンはケーブルがないので行動が制限されにくいです。そういった製品の特長から「自宅で運動する時も使いたい…。」と思われる方もいるかもしれません。
汗を流しながら使うということも考えられます。でも、『WI-XB400』は防水ではない…。
それなら防水仕様のものはあるの?
「防水」と言っていいいのかわからないのですが、この『WI-XB400』と同じような形状でIPX4相当の防滴仕様は『WI-C100』になります。
『WI‐XB400』と『WI‐C100』の比較表を作成してみました。
WI-XB400 | WI-C100 | |
再生時間 | 15時間 | 25時間 |
重低音 | 〇 | ー |
防滴 | ✕ | IPX4相当 |
ユニット部分 | 磁石でくっつく | くっつかない |
USBType-Cケーブル | 同梱される | × |
専用スマートフォンアプリ 「Headphones Connect」 | ー | 〇 |
公式はコチラ→WI‐C100(SONY)
まとめ
というわけでワイヤレスイヤホン『WI-XB400』の購入レビュー&基本的な使い方でした。
すっごく簡単にまとめると
- 最大15時間再生可能
- USB-A – USB-Cケーブルで充電するタイプ
- 防水なし
- ノイキャンなし
- 電源をオンにするためにずっと電源ボタンを押しっぱなしにしないで
といった感じです。
それではここまでお読みいただきありがとうございました。では。
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